近江湖西・蛇谷ヶ峰スキー登山2022年02月26日

 2月26日滋賀県の蛇谷ヶ峰に登った。4時出発、5時にあま市の同行者と合流、久々に名神、北陸道から木之本へ、R8へ、塩津からはR303、マキノ町からはR161、今津からは又R303(若狭街道)に分かれる。若狭に向けて走ると雪の多さに驚く。田園地帯は雪原だ。
 R303は小浜市への道から京都方面のR367へ左折、山間の峠道はアイスバーンになっている。峠を越えると朽木の中心街に着く。京へ往く道から地道へ左折、朽木スキー場へ。7時30分に着く。四区画あるPの2つは埋まっていた。登山届を投函して、身支度を整える。
 8時10分出発。ゲレンデの山際の先行者のトレースをたどる。やがて桧の植林地帯に急登する。汗がふきだすのでヤッケを脱ぐ。急登は817の手前まで続いた。緩斜面になると植林から雑木林に変わり明るい。
 頂上へ登山者が登って行くのが見える。2時間40分で登頂。真っ先に武奈ヶ岳が飛び込んできた。野坂山地も白い。百里ヶ岳、近江駒ヶ岳も視野にあるが同定はできなかった。高島市の田園地帯は真っ白だ。琵琶湖の向こうにぼんやりと伊吹山が見えた。右隣は霊仙山だろう。
次々登山者が登って来ては下って行く。ドローンを飛ばしている人もいる。初めて見た。
 360度の大展望を楽しみ、けっこう長居した。さて11時45分、下山だ。スキー場へ下る尾根までは何とか滑れた。817mからは植林と雑木林の境だ。密植された植林や雑木林はスキー向きにはならず。シールを着けて下ることにした。スピードは出せない。中間まで来ると疎林になるが、気温も上がり雪が腐っていて体重をかけても滑れない。滑れないので疲労困憊、徒労だなぁ、と休み休みスキー場トップに着く。シールを剥がし、仇を打つようにゲレンデを駆け抜けた。
 帰路はグリーンパークの朽木温泉に入る。道の駅で栃餅、鯖寿司を買う。時間があるので白髭神社に道草した。近江最古の神社という。さっそく膝が傷むが我慢して参拝した。R161を戻り、マキノ海津からR8への道も東山経由で永原へ走った。途中で琵琶湖の彼方の山並みの夕焼けに目を引かれた。さっき登った蛇谷ヶ峰、武奈ヶ岳が見えたからだ。「ローマの休日」のアン王女じゃないがやっぱり近江の山は良い。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
日本で一番美しい山は?
ヒント:芙蓉峰の別名があります。

コメント:

トラックバック