伊勢神峠ミニ散歩2021年09月11日

 朝、出発時には小雨模様に止めようかと電話したら、午後から晴れるとのことでお迎えが来たので予定通り8時30分に出発した。
 伊勢神峠の旧トンネルにある登山口から登山口に履き替えて出発。周囲には黄色や青い花、水引などの赤い花が咲いていた。
 峠の遥拝所までは簡易舗装してあった。杉の喬木の中をゆっくりと歩く。路傍には小花が咲いている。黄色で大き目の花はオタカラコウである。良く目立つ。ツリフネソウの赤紫の花も初秋を代表する草花である。
 路面は簡易舗装で湿度が高く、余り歩かれていないのでヌルヌルして滑りやすい。そろそろと歩いた。
 上まで来ると明るく開けた。上には遥拝所の屋根の千木の金属の装飾が光って見えた。明るいのは路傍の高い杉を伐採したのであろう。まだそんなに年数は経過していないので切り株が若い。
 20分もしないうちに遥拝所に着いた。これまでに歩いた道は今では東海自然歩道になっている。以前は中馬街道、飯田街道、塩の道などと言われていた。
 遥拝所は稲武の豪農・古橋家が建てた。「かつては飯田街道の難所だったが多くの中馬や善光寺への参拝者がこの峠を往来した。古くは石神峠、石亀峠などと呼ばれていたが、文久4年(1864年)に稲橋村(現・豊田市稲武町)の庄屋・古橋家の6代当主であった古橋源六郎暉皃によって伊勢神宮遥拝所が峠に設けられ、伊勢拝峠と改められたという。」

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