師走2022年12月01日

 早も12月入りである。天白川の堤防に生える桜の木のウレにわずかに紅葉した葉が残る。桜紅葉という。侘しい風情である。

子守柿2022年12月02日

 天白川の堤防の斜面に誰が植えたのか、柿の木が1本ある。青空に美しいオレンジ色の果実が地味に輝ている。今後鳥に食われて減っていくだろう。まだ少しは実りが楽しめる。

秋刀魚あるある2022年12月03日

 9月半ばに虚血性大腸炎を病んで血便になった。9/27の再診までに心掛けたのはVAの積極的に食べることだった。小ぶりながらスーパには毎日新鮮な秋刀魚が並んでいたので2尾づつ買っては食べてきたら見事に正常化した。
 VAは粘膜に影響がある。ビタミンAと腸でググると「ビタミンAは、腸粘膜ビタミン」がヒット。数字は編集した。

https://www.dr-okudaira.com/post/va_for_intestine_mucosa

【ビタミンAは、腸粘膜ビタミン】

① ビタミンAは、正常な視覚機能を維持し、上皮組織細胞の健康を保護し、免疫グロブリンの合成を促進し、成長と生殖を促進する必須の脂溶性ビタミンです。


② ビタミンA欠乏は、リーキーガット症候群(腸管の透過性亢進)の一因になっている可能性があります。 ビタミンAは、小腸粘膜の上皮細胞間をつなぐタイトジャンクション(密着結合)のタンパク質の発現レベルを増やし、腸のバリアを改善する可能性があります。 具体的には、タイトジャンクション関連タンパク質claudin-1 、 zonula-occludens 1(ZO-1)、オクルディンを増やします。


③ 腸だけでなく、目においても上皮バリアの調節にはビタミンAが必要であり、ZO-1とオクルディンの発現レベルは、近視の進行中に網膜色素上皮脈絡膜複合体で増加し、ビタミンAによって調節されている可能性があります。


④ ビタミンA欠乏は、下痢、小腸粘膜の絨毛の損傷を悪化させます。 また、腸管免疫においてもビタミンAは重要な役割を担っています。


⑤ ビタミンAは大切ですが、脂溶性ビタミンなのでサプリでの摂りすぎには注意しましょう。
以上

特に④のVAが大腸の健康に関与しているかに思う。
www.gyokyou.or.jp
「サンマにはたくさんの栄養が含まれています。
必須アミノ酸をバランスよく含んだ良質のタンパク質や貧血防止に効果のある 鉄分、粘膜を丈夫にするビタミンA、また骨や歯の健康に欠かせないカルシウムとその吸収を助けるビタミンDも多く含んでいる。」

 というわけで秋刀魚を食べてきたがいつしかスーパーから消えた。気が付かないままVAの欠乏症になってしまい再発した。慌てて秋刀魚を探し回ったがもう旬は過ぎたよ、という。

 そこでレバーに注目した。同じ動物性でも魚は取り過ぎるリスクは少ない。しかしレバー単体を食べるのは調理もあるので忘れ勝ちである。
「 レバーとは「肝臓」のこと。たんぱく質や鉄分・亜鉛・ビタミンAなど豊富な栄養素が含まれています。特に、鶏レバーは牛や豚のレバーに比べてビタミンAが最も多く含まれている」
 というわけでレバーを調理しておいてパックに保存してちびちび食べている。これこそ薬食いである。

 そして今日のスーパー2店の鮮魚売り場では久々に秋刀魚を見た。何だあるじゃないか。250円~300円と旬を過ぎたせいか高くなっている。それでも5尾買った。3尾は冷凍した。
 栄養に心掛けていると体も反応するものです。今日も正常な便通でした。

死因のデータ2022年12月04日

〇2022年の死因ランキングは?
-人口統計資料集(2022)-
表5-22 死亡率によってみた死因順位:1900~2020年
順位 死 因 死亡率
1 悪性新生物 295.5

2 心疾患    156.5

3 脳血管疾患 96.5

〇日本の1番多い死因は?
「死亡原因 ランキング」の画像検索結果
死因順位 平成18年の死亡数・死亡率(人口10万対)を死因順位別にみると、
第1位は悪性新生物で32万9198人、260.9、

第2位は心疾患17万2875人、137.0、

第3位は脳血管疾患12万8203人、101.6となっている(表7)。

〇第1位「がん」(26.5%)
2021年、がんで亡くなった人数は38万1,497人。
死亡率にすると26.5%です。
つまり、日本人の3〜4人に1人ががんが原因で亡くなっています。

もはやがんは誰がなってもおかしくないほど身近な病気となりました。また、男女別のがんにかかりやすい部位は以下のとおりです。

データを見ると、男女ともに「肺」と「大腸」はがんにかかりやすいということが分かります。
以上
・・・何に気を付けるのか、データを見ても分かりません。
 結局はバランスの良い食事と適度な運動と適切な人間関係の維持が健康を生み出しているんだと思います。

 病気とは健康管理上の弱点を突いてくるものです。

 何かが欠乏、不足しても発病するし、過剰でも発病する。

 何かの不調はこれらのサインです。

 適切な対応が健康長寿に結びつけるのだろう。

 医学知識よりも食い物の知識が大事。植物学は昔は本草学と言った。分類学よりも、
何に効くか・・・・・・・薬草学に発展
食えるか・・・・・・・・栽培種に発展
珍しいか・・・・・・・・・珍重は今でもある。
育てやすいか・・・・・園芸種に発展

東濃・納古山を歩く2022年12月05日

 山岳会の忘年会の会場に東濃随一の大展望を誇る納古山に登山した。登山口は下麻生駅に近い南天の滝への一角の駐車場である。地元のボランティアの尽力で多数の駐車場が整備されていた。南天の滝への道標を見ながら林道を歩くと景行天皇の由来する滝に着く。ここで滝見すると中々に立派であった。ここから急な山道を登ると最近売り出し中の岐阜のグランドキャニオンとかいう遠見山に着く。何とかの何とかは本物よりスケールは小さい。そうか、これがグランドキャニオンか、と見る。

https://www.tokai-tv.com/.../feature/article_20211229_14600

 後は結構長い尾根をアップダウンしながら山頂を目指した。2時間ほどのアルバイトで軽く汗を流した。山頂は大人気の山らしく人だかりだった。リーダーはちょっと下った辺りのテーブルを陣取ってあんまん、肉まんを本格的な蒸し器で蒸して参加者14名にふるまった。リーダーの母親の差入らしい。ありがたい。
 下山は大牧谷川にとった。ここも急な傾斜が続き、崖がありチャートの露頭の上をクライミングの要領で下る。油断のならないルートである。
かなり下ると登山道も土が出てきて安定してきた。傾斜も緩むと長い林道の終点である392mポイントであった。そこからは酒蔵のPまで地道を歩く。
 酒蔵では疲れた足を休めるためと称して、「飲む点滴」のヨーグルト入り甘酒を飲んだ。汗をかいた体には冷たくて美味しかった。店内の土産物コーナーでは新酒も売っていた。もうそんな時期になったのだ。店の人に杉玉は?と尋ねると今週中にも飾るとのことだった。

https://www.sawanotsuru.co.jp/.../knowledge/sugi-dama/

 外に出ると空中に白い浮遊物が飛んでいる。「雪虫」だ。冬の季語にもあるこれが飛ぶとしばらくで降雪があるという。そうかもう12月だ。東濃にも雪が来る兆しである。
 大展望がウリの山頂から冠雪した白山、御嶽山、中アなどは見れなかったが山里の冬の風物詩を見て満足した。

みんな背を丸めて急ぐ冬の夕 拙作2022年12月06日

 名古屋市の一角で。ちょうど5時頃の終業時のせいか、ぞろぞろと勤め帰りの人らが歩いていた。夜でもないのにもう暗い時期です。それがいっそう帰宅を急がせるのでしょう。

日の恵み吸い取るごとく布団干す 拙作2022年12月07日

 今の時期は日暮れが早い。東南の角に面する我が家は12時ごろには日陰になる。太陽は上がったと思うと南をかすめるように日没する。それでも9時くらいなら3時間は干せるから出すことにする。睡眠の質も違う。

例会~来年の干支の山2022年12月08日

 12/7は山岳会の例会でした。11月に入って山行回数が増えて山行報告もしっかり聞くことができた。まだあんまり本格的な登山は少ない。来年こそは再開されるだろう。
 来月の予定は1例しか書き込まれなかった。1月ということもある。今年は雪が遅いので雪山の話も出てこない。例年なら年末は八ヶ岳の小屋で年越しもあった。しかしそれも声が上がらなくなったのは高齢化もある。
 低山、里山でも無数にあるので山には不自由はない。そういえば来年の干支の兎年に因んだハイキングの話も出た。岐阜の金華山の近くに兎走山があるという。卯辰山も候補になる。川上山の別名は兎番場ともいう。昔はオサンババと言っていた山は中山の正式名称が定まった。しかし別名は兎馬場(うさんばば)がなまったという。
 手応えのある山としては、奥越の赤兎山、南アルプスの兎岳(赤石岳と聖岳の中間)も良い。長い尾根が登路に使える。
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 遠くの東北に行くと、光兎山、屹兎屋山などいずれもいずれも1三角点の山だからストックにある。

スタッドレスタイヤに交換2022年12月09日

 本日午後はスタッドレスタイヤに交換作業を終えた。今冬もスキーや雪山にも行きたいのでまず足元の準備である。3年前に購入したバン用のジャッキは時間短縮に便利に使えている。従来の備え付けのジャッキを馬代わりにしている。
 バンはボルトが6本あるし、重いので持ち上げてはめ込むのが一苦労である。終わると清々しい気分になる。全身の筋肉を使うので少し汗もかく。
夏タイヤはベランダに保管し、今は使わなくなったビニールのシートをかけておく。汗はシャワーを浴びて流す。一休みしたらガソリンスタンドでエアチエックする。走ってみると見違えるように軽快なハンドリングになった。これで良し。

阿智村の東山道から富士見台へ2022年12月10日

 日照時間が1年で一番短い時期なので出発は予定より1時間半早めました。阿智村の園原は恵那山の東の谷底の村なので日没も早いという計算です。5時起き、現地は7時30分着。すでに10台の先着者がいました。
 7時36分出発。神坂神社の標高は1050m。右手の登山道を歩き、ブナの木コースとの分岐を右にとる。カラマツコースは急登に次ぐ急登でした。ふうふう言いながら登り終えると1471mの平坦な山に着く。標高1400m付近のから5㎝程度の積雪。日当たりの良い所は無雪でした。気温は高く凍結はなかった。スリーシーズン用の登山靴でもOK。まだアイゼンは要らない。
 1471mの平坦なコブを過ぎて鞍部の分岐に着いた。地形図で確認すると三角点を見てない。また登り返した。登山道に露出しているわけではなく、隣の笹薮の盛り上がりが臭いとにらんだが行きがけなので藪の中の三角点探しはパスした。
 鞍部の標高1450mからゆっくりと標高をあげながら1600mの万岳荘まで登る。1570m付近は沢をまたぐので水も得られる。植生も中央アルプスの一角らしく針葉樹も出てくる。針葉樹林の向こうに建物が見えた。万岳荘だ。閉鎖中で静まり返っている。
万岳荘まではマイカー登山者も来ていました。
神坂山は登山口が分からずパス。実は万岳荘の手前にありましたが道標はなし。
 11時20分、富士見台へ登頂。既登の山ですが初めて登った気がする。登山者も思いがけないほど多数いた。360度の大展望でした。
 白山から御嶽、乗鞍、穂高、美ヶ原、八ヶ岳、中ア、南アと名山がずらりと並んだが壮観の一言。11/27の松沢山からは真っ白な南アルプスでしたが雪が解けて黒っぽい。しかし白山は文字通り真っ白で喜ばせた。
 富士見台から1720mのコブの西を巻く道から神坂峠に下り、神坂峠の遺跡を見学。ここにも8台くらいのクルマがあった。
 万岳荘には車道の東山道を歩いて戻り、園原へ下山。帰路はブナの木コースを下った。登りはカラマツコースだったがこっちの方が半分くらいで短い。それにブナの木コースは東山道ではない。
 15時頃に神坂神社のPに戻った。まだ明るかったが日は西に傾いている。予定より1時間30分早めに出て30分早く下山した。早出早着。お陰で時間の余裕ができて、阿智村村営の「湯ったりーな昼神」に入湯。800円。その後R153で帰る予定だったが長時間の登山で疲労したので園原ICから帰名。