春の風さざなみ立てしお堀かな 拙作2020年03月16日

北の西区堀端町から眺めた天守閣とお濠
 名古屋城の配置図を見ると、真南の正門と真東の東門しかない。正門は本町通をはさんで三の丸から丸の内につながった。丸の内は御用商人の街である。東門は武家屋敷に直結していた。
 だから水のないお濠は見て居ていたが西北と北は防御ゾーンなので満々と湛えた広大なお濠になっているのである。