人生の大きな後悔は?(高齢者に訊きました)①2022年10月01日

人生の大きな後悔は?(高齢者に訊きました):その1
https://www.highness-co.jp/churakubou/detail/79

●男性の後悔
・好きだった人といっしょになれなかったこと。(67歳)

・子供のころにもっと競争に強い精神力を養っておけばよかった。苦労のない家庭で育ったことを反省、後悔している。(75歳)

・後悔は、若い時に外国での生活が経験できなかったこと。(77歳)

・後悔は2つ。1、もっともっと多く本を読むべきだった。2、もっともっと多く遊ぶべきだった。(71歳)

・自殺する人を助けられなかった。気づいてあげられなかった。今でも後悔が残る。(79歳)

・4年生の公立大学に行きたかった。幸い高校枠で大企業(金融)に入り、夜間大学(公立)も行けたが、大企業での学歴の壁は厚かった。(73歳)

・会社を選ぶのを間違えた。その為妻にも家族にも苦労させた。(78歳)

・親の言うことに従いすぎた。特に進学時そうでした。(77歳)

・若い時期に、多種多様な女性達と会話や交流を積極的に体験していれば、女性に対しての理解度が今よりもっと高かったと感じる。(76歳)

・子供が出来なかったこと。後悔しても、仕方ないが。(76歳)

・結婚。一生一度の事だから、焦らずに良く考えて周りに左右されず判断すべきだったと思う。(69歳)

・父が早くに亡くなったので(終戦の翌年)、母が子供達の面倒を見るなど大変だった。今思うともっと親孝行したらと後悔しています。(90歳)

・若い頃の自分は、将来のことが理解できず努力をしなかった。勉強をもっとすればよかった。(80歳)

・人と対立するのが嫌で、自分の気持ちとは別に、誰にでも優しくしてきてしまったことが後悔です。(77歳)

●女性の後悔
・すすめられたのに、やらなかったこと。もっともっと人を大切にすることが必要だったと後悔。(67歳)

・正しい判断力を身に着ける事。その都度選択を誤らないようにするためには常に学び、時間を大切に使うこと。自分を深める事だったっと思う。(83歳)

・やりたいことを貫けなかったこと。(71歳)

・夫を亡くして、以前の何気ない暮らしが、それほど幸せなものだったかと今、強く思う。(75歳)

・主人の両親と同居して、親と折り合っていくことばかりに日々を暮らして、子供を生み損なったこと。(65歳)

・両親と旅行したかった(71歳)

・後悔は「結婚」(77歳)

・自由にのびのびと自分らしくできなかったこと。自分で自分を認められず、他者との比較をしていたこと。(75歳)

・今年2月主人が亡くなり、健康面で悪い事ばかり起こり、もっと今迄元気な時に旅行等で遊んでおくべきだったと後悔しています。(71歳)

・女でも、専門的な職業を持っていればよかったと後悔している。(67歳)

・3人の子育ての中で、男の子の育て方に後悔があります。(79歳)

・夫が定年になって以後、もっと自立できるように手助けすべきであったと後悔している。現在家の中の事、すべて妻に頼りっぱなしで嘆かわしい。(74歳)

・苦しいことから逃げたがった事。(受験勉強から逃げた後悔)(69歳)
子供達に躾や気配りをしっかし教えられなかったこと。進学中心の勉強ばかりを勧めてしまった。(78歳)

・専業主婦ではなく、職業を持つ努力をすればよかった。洋裁の技術を身につければよかった。(67歳)
以上
・・・禍福は糾える縄のごとし。ここにアップされた記事は人生での選択が大切なことを言っています。
 個人的には職業選択がとても重要だと思います。多くの人は一流企業又は公務員を目指し一流大学に入ろうとします。そこがすでに間違いなわけです。
 しかしそれは職業選択ではなく、進路の選択だった。職業とは企業に入っても入らなくても付きまとうことであり、一流企業でも倒産とまでいかなくても解雇はありうる。そんなときに重要なことは職種です。
 教師、会計士、弁護士、司法書士、宅建主任者、社労士などの士業です。専門知識と実務経験を積み重ねて行けば大きな報酬が見込めます。
 配置転換や転勤がある企業内ではできないことです。多くは企業に入ってから気が付く。或いは定年を前にして資格を取っておけば良かったと気が付く。
 もっとも定年が55歳だった時代は多くの人は70歳前後までに死んだ。だからそんなに深くも考えなかった。今や90歳か100歳かという時代に突入している。
 私自身も中卒で大企業に入ったがこのまま倒産しない、ぬるま湯にはいったままで生きて行けるのか、との疑問からまずは通信制高を卒業。公務員試験を二か所受験して合格したがさらに大学を目指した。卒業後に簿記と行政書士の資格を取るのがやっとだった。
 それでも経営難、倒産で何度か転職したが再就職には経理のプロとして認めてくれた。若い時は不運を嘆いたが勤務先の経営者や上司からはうらやましいと言われた。実務経験と専門性があったからだろう。
 50年を経過して70歳を越えたが振り返ると後悔することはない。

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