玄関に国旗掲揚建国記念の日 拙作 ― 2022年02月11日

ソース:https://tenki.jp/suppl/miyasaka/2018/02/10/27862.html#:~:text=%E7%B4%80%E5%85%83%E7%AF%80%E3%81%AF%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E6%AC%A1,%E5%A4%9A%E3%81%8F%E4%BD%9C%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
建国記念の日。もとは『日本書紀』の伝える神武天皇即位の日の一月二十九日を、1873(明治6)年に太陽暦に換算して二月十一日を「紀元節」と名付け、国家の祝日とした日でした。紀元節は第二次世界大戦後の1948(昭和23)年、いったん廃止されましたが、1966(昭和41)年に「建国記念の日」として復活し、国民の祝日に定められました。
「建国記念の日」はまた春の季語として、そんな歴史への思いが込められた俳句が多く作られています。「建国の日」「建国祭」「紀元節」「梅花節」「梅佳節」も仲間の傍題になります。
建国記念の日。もとは『日本書紀』の伝える神武天皇即位の日の一月二十九日を、1873(明治6)年に太陽暦に換算して二月十一日を「紀元節」と名付け、国家の祝日とした日でした。紀元節は第二次世界大戦後の1948(昭和23)年、いったん廃止されましたが、1966(昭和41)年に「建国記念の日」として復活し、国民の祝日に定められました。
「建国記念の日」はまた春の季語として、そんな歴史への思いが込められた俳句が多く作られています。「建国の日」「建国祭」「紀元節」「梅花節」「梅佳節」も仲間の傍題になります。
谷底に眠るおろくや冴え返る 拙作 ― 2022年02月12日
昼過ぎまで猿投山を捜索活動して下山後、雲興寺のトイレに寄る。そうしたら山岳会の元会員のFさんがニコニコ顔で声をかけてきた。同じ会社にもいたから元同僚でもある。勤務先の話、山の話などした。猿投山は私のガイドブックを見せてこの通り歩いているんだよ、という。今日は雪があり、この先はアイゼンがいるとアドバイスされて途中で下山してきたという。
帰名の途中に長久手市の温泉「ござらっせ」に入湯するつもりだったが、久々に瀬戸市の元会員のKさん宅に寄り道して山談義に花を咲かせてきた。玄関に行くとウォーキング中で留守でしたので奥さんが携帯電話で呼んでくれた。
平地のウォーキングはいくらやっても価値はないそうで少しでも標高差がある丘を選んで歩いているそうです。かなり脚力が戻ったと喜んでいた。なので大変元気でした。
当年86歳くらいか、病気で20kgも痩せたのですが、大そう元気でした。世の中は痩せることにおカネをかけてでも必死だが、いったん痩せると太りたくても太れないという。ある程度になれば痩せない方が良いという。
Kさんと登ったハイライトは
1 小渋川を遡行して沢を登り百間洞山の家に泊まった。翌朝赤石岳を踏んで、前赤石経由でまた小渋川に下り遡行して下山した。木曽の沢でトレーニングを積んで実施したことも思い出深い。
2 黒姫山の近くの佐渡山という山に、前夜発日帰りでスキー登山したこと
3 11月中旬の沢納めでブンゲンへの沢を遡行した。周囲は黄葉だったが雪も降ってきて寒かった。登山口では山仕事の人らが焚火をしており当たらせてもらった。
4 愛知川の遡行もあった。
5 朝日岳から日本海に続くつがみ新道の同行は実現しなかった。しかしKさんは白鳥山までは往復している。人間はあっという間に年を取る。つくづくそう思う。
6 仕事柄たくさん人を使っていた。上越市にはむかしの社員が住んでいて、上越の山に登った際には宿へわざわざ訪ねてきたことがあった。ドライで、せちがらい世の中であるが、自分の個人資産を担保に入れてでも給与を払い続けて生活を守ってくれた。その恩を忘れていないのである。Kさん一族が経営する会社は自己破産して一文無しになったのだ。
その他尽きることにない話を打ち切ってお別れした。また例会を覗きに行くと言われた。体力が回復し気力がみなぎり出したのだ。
ござらっせは止めたので伊吹山春日の薬草湯の入浴剤を入れた。やはり温まる。翌朝までぐっすりだし小便にも起きなかった。適度な疲労、入浴剤入りの入浴、出来れば焼酎を一杯やれば完璧に熟睡できる。
帰名の途中に長久手市の温泉「ござらっせ」に入湯するつもりだったが、久々に瀬戸市の元会員のKさん宅に寄り道して山談義に花を咲かせてきた。玄関に行くとウォーキング中で留守でしたので奥さんが携帯電話で呼んでくれた。
平地のウォーキングはいくらやっても価値はないそうで少しでも標高差がある丘を選んで歩いているそうです。かなり脚力が戻ったと喜んでいた。なので大変元気でした。
当年86歳くらいか、病気で20kgも痩せたのですが、大そう元気でした。世の中は痩せることにおカネをかけてでも必死だが、いったん痩せると太りたくても太れないという。ある程度になれば痩せない方が良いという。
Kさんと登ったハイライトは
1 小渋川を遡行して沢を登り百間洞山の家に泊まった。翌朝赤石岳を踏んで、前赤石経由でまた小渋川に下り遡行して下山した。木曽の沢でトレーニングを積んで実施したことも思い出深い。
2 黒姫山の近くの佐渡山という山に、前夜発日帰りでスキー登山したこと
3 11月中旬の沢納めでブンゲンへの沢を遡行した。周囲は黄葉だったが雪も降ってきて寒かった。登山口では山仕事の人らが焚火をしており当たらせてもらった。
4 愛知川の遡行もあった。
5 朝日岳から日本海に続くつがみ新道の同行は実現しなかった。しかしKさんは白鳥山までは往復している。人間はあっという間に年を取る。つくづくそう思う。
6 仕事柄たくさん人を使っていた。上越市にはむかしの社員が住んでいて、上越の山に登った際には宿へわざわざ訪ねてきたことがあった。ドライで、せちがらい世の中であるが、自分の個人資産を担保に入れてでも給与を払い続けて生活を守ってくれた。その恩を忘れていないのである。Kさん一族が経営する会社は自己破産して一文無しになったのだ。
その他尽きることにない話を打ち切ってお別れした。また例会を覗きに行くと言われた。体力が回復し気力がみなぎり出したのだ。
ござらっせは止めたので伊吹山春日の薬草湯の入浴剤を入れた。やはり温まる。翌朝までぐっすりだし小便にも起きなかった。適度な疲労、入浴剤入りの入浴、出来れば焼酎を一杯やれば完璧に熟睡できる。
スポーツは最高の制癌剤 ― 2022年02月13日
昨夜も伊吹山の薬草由来の入浴剤を入れて長風呂を楽しんだ。そして今朝まで小便に起きたのは1回だけに減った。風呂なしで寝ると3回から4回は起きる。これは多分、お緑茶を多飲するからだろう。ビールはもとより利尿剤なので夜は飲まないことにしている。そんな理由もあり焼酎に変えたのだ。
それでも小便に起きる回数が増えたのは頻尿の原因として老化した結果、前立腺肥大があるのだろう。しかし、身体のメンテナンスをやれば頻尿は減らせることを確認した。
がん患者が温泉に行くのは結局は体を温めるためだ。加齢により体温は下がり、食欲が衰えて発熱は若い頃のようには行かない。体温が下がると抵抗力が落ち、風邪を引きやすくなるという。高齢になり癌にかかるのもそんな理由と思われる。発熱の元は筋肉にあるというから筋肉を維持していけばまだ何とかやれる。ということはスポーツは癌を寄せ付けない天然の制癌剤ということか。せっせと登山をやらなくちゃ。
それでも小便に起きる回数が増えたのは頻尿の原因として老化した結果、前立腺肥大があるのだろう。しかし、身体のメンテナンスをやれば頻尿は減らせることを確認した。
がん患者が温泉に行くのは結局は体を温めるためだ。加齢により体温は下がり、食欲が衰えて発熱は若い頃のようには行かない。体温が下がると抵抗力が落ち、風邪を引きやすくなるという。高齢になり癌にかかるのもそんな理由と思われる。発熱の元は筋肉にあるというから筋肉を維持していけばまだ何とかやれる。ということはスポーツは癌を寄せ付けない天然の制癌剤ということか。せっせと登山をやらなくちゃ。
足は第二の心臓 ― 2022年02月14日
そういえば、足は第二の心臓ということを聞いた。
ソース:https://eonet.jp/health/special/special81_1.html
足は「第2の心臓」ともよばれるほど、人間の体にとっては重要な働きがあります。
足が「第2の心臓」とよばれるゆえんは、足が血液を送り出すポンプのような役割をしているからです。心臓から足まで運ばれた血液は、その後心臓のほうへ送り出さなければなりませんが、その働きをしているのが足の筋肉。ですから足の筋肉をきたえたり、足をマッサージして血流をよくすることは、全身の血液循環をよくすることにつながります。
足裏にはたくさんの反射区が集まっています。反射区とは体のさまざまな器官や内臓とつながっているとされる、末梢神経の集中した個所のこと。反射区を刺激することで、その該当する器官や内臓の機能を回復させたり活性化させたりできる、といわれています。例えば、胃の反射区を刺激すれば胃の働きが活発になり、目の反射区を刺激すれば目がスッキリするという具合です。
以上
・・・足の筋肉はポンプの役目というところが大切なポイント。心臓で生まれた温かい血液が足のすみずみまで送られる。逆に指先の冷たい血液は心臓に送り返される。運動中は発熱を促し、休むと体が冷える。
山の遭難でビバークで一晩冷えると指先の血液は冷えて心臓に送るのを止める。心臓に悪いから自然の仕組みで、末端の血流は止めるから凍傷にして体全体を守るわけだ。
普段の散歩に取り組めば常時温かい血液循環が生まれ、適度な体温が抵抗力をつけて病気を寄せ付けない。
第一血液中には酸素も取り込まれる。頭脳にも大いに好循環が生まれる。頭の中の血管はマッサージなどできないので詰まると薬で改善することになる。これがある場合には認知症になり、脳内血管の破裂を起こす。
高血圧ももとはと言えば血管内の汚れで血流が細くなり、圧力が高まる。悪くすると破れて脳内出血になる。
車でも走らないとエンジンの調子が悪い、バッテリーも上がる。時々は高速回転し負荷をかけてやると調子が戻る。それと同じで人も少しくらいは強めのスポーツをすることも健康増進になる。
ソース:https://eonet.jp/health/special/special81_1.html
足は「第2の心臓」ともよばれるほど、人間の体にとっては重要な働きがあります。
足が「第2の心臓」とよばれるゆえんは、足が血液を送り出すポンプのような役割をしているからです。心臓から足まで運ばれた血液は、その後心臓のほうへ送り出さなければなりませんが、その働きをしているのが足の筋肉。ですから足の筋肉をきたえたり、足をマッサージして血流をよくすることは、全身の血液循環をよくすることにつながります。
足裏にはたくさんの反射区が集まっています。反射区とは体のさまざまな器官や内臓とつながっているとされる、末梢神経の集中した個所のこと。反射区を刺激することで、その該当する器官や内臓の機能を回復させたり活性化させたりできる、といわれています。例えば、胃の反射区を刺激すれば胃の働きが活発になり、目の反射区を刺激すれば目がスッキリするという具合です。
以上
・・・足の筋肉はポンプの役目というところが大切なポイント。心臓で生まれた温かい血液が足のすみずみまで送られる。逆に指先の冷たい血液は心臓に送り返される。運動中は発熱を促し、休むと体が冷える。
山の遭難でビバークで一晩冷えると指先の血液は冷えて心臓に送るのを止める。心臓に悪いから自然の仕組みで、末端の血流は止めるから凍傷にして体全体を守るわけだ。
普段の散歩に取り組めば常時温かい血液循環が生まれ、適度な体温が抵抗力をつけて病気を寄せ付けない。
第一血液中には酸素も取り込まれる。頭脳にも大いに好循環が生まれる。頭の中の血管はマッサージなどできないので詰まると薬で改善することになる。これがある場合には認知症になり、脳内血管の破裂を起こす。
高血圧ももとはと言えば血管内の汚れで血流が細くなり、圧力が高まる。悪くすると破れて脳内出血になる。
車でも走らないとエンジンの調子が悪い、バッテリーも上がる。時々は高速回転し負荷をかけてやると調子が戻る。それと同じで人も少しくらいは強めのスポーツをすることも健康増進になる。
事務所のドア交換 ― 2022年02月15日
朝は早めに出発した。8時半から3時間ほどの予定で丸の内の事務所のドアを交換する工事の立ち合いがある。15分ほど遅れたがドアを開けるとすぐ工事が始まった。
古いドアを解体し、新しいドアに合わせたフレームに取り換える。金属を切断する音、塗料を塗る臭いで仕事にならない。ドアがないから風が入り込み寒い。それで物置のドアを開けると丁度廊下部分を塞ぐのでやっと寒風の吹込みが止った。準備が終わると新しいドアをセットする。
で上がったドアは阪神大震災のビル倒壊で脱出できなくなった構造を改良して少し押すと開くようにしてある。これは住まいのドアと全く同じ構造である。加えてキーも2つ付いたから防犯性も向上した。エントランスの開放の時間制限とあわせてセキュリティが格段に良くなった。
工事が終わったが、今度は階下から工事の音や振動が激しいので仕事にならなかった。まあ暑い夏よりは凌ぎやすい。
古いドアを解体し、新しいドアに合わせたフレームに取り換える。金属を切断する音、塗料を塗る臭いで仕事にならない。ドアがないから風が入り込み寒い。それで物置のドアを開けると丁度廊下部分を塞ぐのでやっと寒風の吹込みが止った。準備が終わると新しいドアをセットする。
で上がったドアは阪神大震災のビル倒壊で脱出できなくなった構造を改良して少し押すと開くようにしてある。これは住まいのドアと全く同じ構造である。加えてキーも2つ付いたから防犯性も向上した。エントランスの開放の時間制限とあわせてセキュリティが格段に良くなった。
工事が終わったが、今度は階下から工事の音や振動が激しいので仕事にならなかった。まあ暑い夏よりは凌ぎやすい。
春寒し身を細うしてテレビ塔 拙作 ― 2022年02月16日
浅春の川に水鳥浮かびけり 拙作 ― 2022年02月17日
いつも渡る人道橋の上から川を見下ろすとかいつぶりらしい水鳥の群れが泳いでいた。右岸は河川敷なので土砂が貯まりやすく浅瀬になる。左岸寄りに集まるのは木の陰で少し深くなっており魚がいるのだろう。
鳥は一羽だと寂しい風景であるが群れると絵になる。ほとんどの鳥は群れで行動する。3月を待たずにもう北方へ飛び立つ時期である。
代わって5月になると夏鳥が渡ってくる。これも基本は集団であるが、カッコウは単独である。鳴き声は聞くが姿は余り見ない。
芭蕉の句にも詠まれた閑古鳥などとありがたくない別名がある。それも単独だからだろう。
美空ひばりの数ある歌の中に「お島千太郎」という歌の中にも♪渡り鳥さえさえ一緒に飛べる 連れがなければ辛かろうに♪の歌詞がある。
https://www.youtube.com/watch?v=ByQxcbimHfY
2:05ころ
日本に渡ってきたカッコウは旅の疲れで産卵はするが抱卵はウグイスの巣に入って卵を押し出して自分の子を産んで飛び去る。鶯は知らないまま抱卵して孵化したら自分より大きなカッコウが生まれてびっくりだろう。托卵という。
鳥は一羽だと寂しい風景であるが群れると絵になる。ほとんどの鳥は群れで行動する。3月を待たずにもう北方へ飛び立つ時期である。
代わって5月になると夏鳥が渡ってくる。これも基本は集団であるが、カッコウは単独である。鳴き声は聞くが姿は余り見ない。
芭蕉の句にも詠まれた閑古鳥などとありがたくない別名がある。それも単独だからだろう。
美空ひばりの数ある歌の中に「お島千太郎」という歌の中にも♪渡り鳥さえさえ一緒に飛べる 連れがなければ辛かろうに♪の歌詞がある。
https://www.youtube.com/watch?v=ByQxcbimHfY
2:05ころ
日本に渡ってきたカッコウは旅の疲れで産卵はするが抱卵はウグイスの巣に入って卵を押し出して自分の子を産んで飛び去る。鶯は知らないまま抱卵して孵化したら自分より大きなカッコウが生まれてびっくりだろう。托卵という。
遠藤正敬『犬神家の戸籍』を買う ― 2022年02月18日
行政書士のフェイスブックに表題の本がアップされた。ジュンク堂栄店で立ち読みしたら面白そうなので買った。昨年10月の発刊で3ヶ月経過後だがジュンク堂栄店に1冊あった。しかも法律家向けの専門書のコーナーである「社会 戸籍・国籍・出入国管理」の書棚でした。
現在進行中の相続実務でも戸籍収集には苦労した。曰く、生まれたところが必ずしも本籍には非ず。被相続人の父には妻でない女に生ませた子を認知した婚外子がいないか、母には離婚歴がないか、望まない妊娠をして生んだ子を養子にしていないか。区役所や市役所の職員とのやり取りから少しこの世界が分かりかけてきた。
実際の戸籍はもっと煩雑で不思議に絡み合っている。事実は小説より奇なり、とはいう。最近読んだ本では乙川優三郎『脊梁山脈』に戸籍をトリックにした部分があった。
さて、犬神家の戸籍の出版社側のHPの解説は
「その系図に刻まれた欲望と不条理。
飛び散る血しぶき、耳をつんざく悲鳴、謎かけを込めて“展示”される死体――。犬神家を襲った怪奇な連続殺人事件の背景には、何があったのか? 物語を読み解くカギは「戸籍」にあり。血で血を洗った一族の系譜を丁寧にたどりながら、社会に根強く残る「血」や「家」の秩序と価値観を炙り出し、近代日本の陰に光をあてる。」
[目次]
序章 『犬神家の一族』の読み方
第1章 「犬神家」とは誰か 家族制度の転換期の物語
1 「犬神家」とは誰か?――「家」すなわち「戸籍」なり
2 犬神家と死亡届――届け出るのは誰の義務?
3 事件が起きたのはいつか?――敗戦から民主化へ、という激動
4 犬神家の戦前・戦後――日本製糸業のあゆみとともに
第2章 犬神佐兵衛の戸籍 孤児に始まり、家長に終わる
1 佐兵衛は〝捨て子〞?――親も生まれも知らぬ身で
2 佐兵衛の戸籍はいかにつくられたか?
3 「犬神」姓のルーツをさぐる――系譜なき一家?
4 信州の〝天皇〞佐兵衛――守り通した家長の座
第3章 婚外子がいっぱい 犬神佐兵衛の落とし種
1 妾という存在――佐兵衛に「飼われた」女性たち
2 正妻になり損ねた不幸?――青沼菊乃の悲哀
3 犬神家の結婚と恋愛――日本の婚姻制度は柔軟か?
4 「罪ある結合の罪なき果実」――婚外子の戸籍はこうなる
5 横溝家の戸籍――悲劇の種は父の業?
第4章 養子たちの命運 日本ならではの「家族」
1 ゆるやかな日本の養子制度――重んずるは血よりも家
2 静馬の悲劇――つかみ損ねた当主の座
3 婿養子たちの皮算用――縁組は吉と出たか?
第5章 戦争と個人の戸籍 事件捜査を左右したものは
1 出征兵士と戸籍――幽霊は生きていた?
2 戦争で麻痺した戸籍――事件捜査を妨げた原因
終章 犬神家の戸籍が映し出す「日本」 愛憎入り混じった一族の〝系譜〞
以上
・・・実際の世の中には背乗りがある。工作員や犯罪者などが正体を隠すために、実在する赤の他人の身分・戸籍を乗っ取って、その人物に成りすます行為を指す警察用語。『華麗なる一族』では祖父と息子の新妻との実子の真実をめぐる物語。
現在進行中の相続実務でも戸籍収集には苦労した。曰く、生まれたところが必ずしも本籍には非ず。被相続人の父には妻でない女に生ませた子を認知した婚外子がいないか、母には離婚歴がないか、望まない妊娠をして生んだ子を養子にしていないか。区役所や市役所の職員とのやり取りから少しこの世界が分かりかけてきた。
実際の戸籍はもっと煩雑で不思議に絡み合っている。事実は小説より奇なり、とはいう。最近読んだ本では乙川優三郎『脊梁山脈』に戸籍をトリックにした部分があった。
さて、犬神家の戸籍の出版社側のHPの解説は
「その系図に刻まれた欲望と不条理。
飛び散る血しぶき、耳をつんざく悲鳴、謎かけを込めて“展示”される死体――。犬神家を襲った怪奇な連続殺人事件の背景には、何があったのか? 物語を読み解くカギは「戸籍」にあり。血で血を洗った一族の系譜を丁寧にたどりながら、社会に根強く残る「血」や「家」の秩序と価値観を炙り出し、近代日本の陰に光をあてる。」
[目次]
序章 『犬神家の一族』の読み方
第1章 「犬神家」とは誰か 家族制度の転換期の物語
1 「犬神家」とは誰か?――「家」すなわち「戸籍」なり
2 犬神家と死亡届――届け出るのは誰の義務?
3 事件が起きたのはいつか?――敗戦から民主化へ、という激動
4 犬神家の戦前・戦後――日本製糸業のあゆみとともに
第2章 犬神佐兵衛の戸籍 孤児に始まり、家長に終わる
1 佐兵衛は〝捨て子〞?――親も生まれも知らぬ身で
2 佐兵衛の戸籍はいかにつくられたか?
3 「犬神」姓のルーツをさぐる――系譜なき一家?
4 信州の〝天皇〞佐兵衛――守り通した家長の座
第3章 婚外子がいっぱい 犬神佐兵衛の落とし種
1 妾という存在――佐兵衛に「飼われた」女性たち
2 正妻になり損ねた不幸?――青沼菊乃の悲哀
3 犬神家の結婚と恋愛――日本の婚姻制度は柔軟か?
4 「罪ある結合の罪なき果実」――婚外子の戸籍はこうなる
5 横溝家の戸籍――悲劇の種は父の業?
第4章 養子たちの命運 日本ならではの「家族」
1 ゆるやかな日本の養子制度――重んずるは血よりも家
2 静馬の悲劇――つかみ損ねた当主の座
3 婿養子たちの皮算用――縁組は吉と出たか?
第5章 戦争と個人の戸籍 事件捜査を左右したものは
1 出征兵士と戸籍――幽霊は生きていた?
2 戦争で麻痺した戸籍――事件捜査を妨げた原因
終章 犬神家の戸籍が映し出す「日本」 愛憎入り混じった一族の〝系譜〞
以上
・・・実際の世の中には背乗りがある。工作員や犯罪者などが正体を隠すために、実在する赤の他人の身分・戸籍を乗っ取って、その人物に成りすます行為を指す警察用語。『華麗なる一族』では祖父と息子の新妻との実子の真実をめぐる物語。
覆水盆に返らず~妻は母親ではない ― 2022年02月19日
朝一で考え事をしながら歩いていたらスマホが鳴った。出ると知人の知人から離婚の相談だった。知人の息子さんの妻が不倫をして家を出ていったという。子供が3人もありながらなぜ幸せな家庭が崩壊してしまったのか。
午後になって当事者から電話があり、すでに無料相談で情報を仕入れている最中だという。今は弁護士を探していた。行政書士との違いを説明し、夫婦とも冷静になってドライな計算をすれば安く離婚できますよ、と売り込んだ。
夫側が弁護士を雇えば相手も弁護士を雇うから潤沢でもない夫婦の資金で両方から支払うことになるからだ。
加えて余計なことだが娘2人の華燭の典に出た際離婚したもの同士では格好がつかない。やり直せないのか、とも聞いた。頭に血が上っているから聞く耳を持たないだろう。結局子は鎹にはならなかった。覆水盆に返らず、とはこのことか。
今時の女性は離婚をためらわない。身内にも2人いる。妻は看護師であることが共通である。手に職があれば女一人でも食べていける。まして看護師ならなお。
男側にも隙はある。妻に母親の役目をを期待していないだろうか。甘えてはいけない。
ソース:https://gogen-yurai.jp/fukusuibonnikaerazu/
覆水盆に返らずの「覆水」とは、こぼれた水のこと。「盆」は水などを入れる平たい鉢のことである。
一度こぼれた水は二度と元の盆に戻らないことから、別れた夫婦は復縁しないことや、取り返しがつかないことのたとえとして使われるようになった。
覆水盆に返らずの出典は、中国の『拾遺記』の以下の故事による。
周の国に、呂尚(りょしょう)と馬氏(ばし)という夫婦がいた。
呂尚は読書ばかりして働かなかったため、妻の馬氏は愛想をつかして実家に帰ってしまった。
やがて、呂尚は王に見出され、大出世して「太公望」と呼ばれるようになると、妻は復縁を求めてきた。
呂尚は盆の水をこぼし、「この水を元に戻せたならば、復縁に応じよう」と言った。
しかし、馬氏が手ですくえたのは泥ばかりで、水はすくえなかった。
そこで、呂尚は「お前は一度別れたのに復縁を求めてきたが、こぼした水は盆に戻せない」と言って断ったという話である。
「覆水盆に返らず」には、『漢書(朱買臣伝)』にも同様の故事がある。
また、英語にも「覆水盆に返らず」に似た「It is no use crying over spilt milk.」ということわざがある。
復縁しないことをたとえた言葉のせいか、「覆水盆に帰らず」と表記されることも多いが、「帰らず」ではなく「返らず」が正しい。
午後になって当事者から電話があり、すでに無料相談で情報を仕入れている最中だという。今は弁護士を探していた。行政書士との違いを説明し、夫婦とも冷静になってドライな計算をすれば安く離婚できますよ、と売り込んだ。
夫側が弁護士を雇えば相手も弁護士を雇うから潤沢でもない夫婦の資金で両方から支払うことになるからだ。
加えて余計なことだが娘2人の華燭の典に出た際離婚したもの同士では格好がつかない。やり直せないのか、とも聞いた。頭に血が上っているから聞く耳を持たないだろう。結局子は鎹にはならなかった。覆水盆に返らず、とはこのことか。
今時の女性は離婚をためらわない。身内にも2人いる。妻は看護師であることが共通である。手に職があれば女一人でも食べていける。まして看護師ならなお。
男側にも隙はある。妻に母親の役目をを期待していないだろうか。甘えてはいけない。
ソース:https://gogen-yurai.jp/fukusuibonnikaerazu/
覆水盆に返らずの「覆水」とは、こぼれた水のこと。「盆」は水などを入れる平たい鉢のことである。
一度こぼれた水は二度と元の盆に戻らないことから、別れた夫婦は復縁しないことや、取り返しがつかないことのたとえとして使われるようになった。
覆水盆に返らずの出典は、中国の『拾遺記』の以下の故事による。
周の国に、呂尚(りょしょう)と馬氏(ばし)という夫婦がいた。
呂尚は読書ばかりして働かなかったため、妻の馬氏は愛想をつかして実家に帰ってしまった。
やがて、呂尚は王に見出され、大出世して「太公望」と呼ばれるようになると、妻は復縁を求めてきた。
呂尚は盆の水をこぼし、「この水を元に戻せたならば、復縁に応じよう」と言った。
しかし、馬氏が手ですくえたのは泥ばかりで、水はすくえなかった。
そこで、呂尚は「お前は一度別れたのに復縁を求めてきたが、こぼした水は盆に戻せない」と言って断ったという話である。
「覆水盆に返らず」には、『漢書(朱買臣伝)』にも同様の故事がある。
また、英語にも「覆水盆に返らず」に似た「It is no use crying over spilt milk.」ということわざがある。
復縁しないことをたとえた言葉のせいか、「覆水盆に帰らず」と表記されることも多いが、「帰らず」ではなく「返らず」が正しい。
低気圧急発達と強い寒気 日本海側大荒れ ホワイトアウトも 太平洋側も冷たい風強い ― 2022年02月20日
ソース:https://tenki.jp/forecaster/takumi_sato/2022/02/20/16200.html
低気圧の急発達や強い寒気の影響で、あす21日にかけて、北海道から北陸を中心に大荒れの天気となるおそれがあります。特に北海道では、見通しの全くきかない状況になる可能性があり、警戒が必要です。
日本付近は、あすにかけて次第に強い冬型の気圧配置になります。
東北から北陸では強い寒気の影響で、北陸の山沿いを中心に発達した雪雲がかかり、積雪がさらに増える所がある見込みです。
また、北海道の西に進む低気圧との間で等圧線が非常に密になり、沿岸を中心に風が強まります。
東北では瞬間的に35メートル程度の、雪を伴った暴風が吹き荒れるほか、海上では6メートルほどの高波となる可能性があります。
きょうの明るいうちに、備えをしておいた方が良さそうです。
太平洋側も風が強い。
以上
20日は福井県南越前町の山を予定していたが、天気予報を見て3日前には中止を参加者に知らせた。気象予報は良く当たると思う。中止の決定的な原因は真冬にも関わらず最高気温は7℃と出ていた。最低気温も高かった。これはつまり雪崩を誘発しやすい。加えて雨のマークもあった。気温が高いからさもありなん。もっと悪くすると寒雷が鳴るかも知れない。
そろそろ東風が吹いてフェーン現象も起こり得るだろう。明るい春山は楽しいのだが一方で雪崩や寒雷の恐れもある。これで最後の冬将軍の到来になるのだろう。
低気圧の急発達や強い寒気の影響で、あす21日にかけて、北海道から北陸を中心に大荒れの天気となるおそれがあります。特に北海道では、見通しの全くきかない状況になる可能性があり、警戒が必要です。
日本付近は、あすにかけて次第に強い冬型の気圧配置になります。
東北から北陸では強い寒気の影響で、北陸の山沿いを中心に発達した雪雲がかかり、積雪がさらに増える所がある見込みです。
また、北海道の西に進む低気圧との間で等圧線が非常に密になり、沿岸を中心に風が強まります。
東北では瞬間的に35メートル程度の、雪を伴った暴風が吹き荒れるほか、海上では6メートルほどの高波となる可能性があります。
きょうの明るいうちに、備えをしておいた方が良さそうです。
太平洋側も風が強い。
以上
20日は福井県南越前町の山を予定していたが、天気予報を見て3日前には中止を参加者に知らせた。気象予報は良く当たると思う。中止の決定的な原因は真冬にも関わらず最高気温は7℃と出ていた。最低気温も高かった。これはつまり雪崩を誘発しやすい。加えて雨のマークもあった。気温が高いからさもありなん。もっと悪くすると寒雷が鳴るかも知れない。
そろそろ東風が吹いてフェーン現象も起こり得るだろう。明るい春山は楽しいのだが一方で雪崩や寒雷の恐れもある。これで最後の冬将軍の到来になるのだろう。
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