さわやかな残暑2018年08月17日

 今日は暑いが湿気の少ないからっとした空気を感じた。何といっても暦の上では秋である。お盆を過ぎると一気に秋に向かう。
 16日から西穂から奥穂の縦走に向かう予定だったが天候不順で中止し、計画は延期した。昨日一昨日だけが悪くて17日以降は回復したので行けば良かった。15日は延期の相談で終わり、宙ぶらりんになった17日は年金事務所へ行って未支給年金の申請を済ませた。3回目の訪問でやっと受け付けてもらった。仕事の前倒しである。
 事務所のメールには生活保護の相談が入っていた。住所も電話も分からず、区役所と相談。区役所に対応させた。区の担当者からの電話では、幸い、すでに他の区役所で保護されているとのこと。餓死する恐れはないので一安心した。
 どんな事情かは知らないが、何事も全力投球しないで欲しい。雇用者は生産性の向上をねらって、長時間働かせ、労働密度の高い仕事を望む。これに真面目に応じすぎると心を病み、身体に無理を強いる。やがて病気になる。すると失業、無収入になり、蓄えが尽きると賃貸のアパートを追い出される。
 そもそも福祉とは共産主義のソ連のことば。ノルマ=課業という言葉も同じである。ソ連はアメリカからのユダヤ移民がロシアを乗っ取り、支配者となった国。ロシア人の労働者が支配したわけではない。先進的な思想ではなかったのだ。共産主義に夢を持つ人はいまはもういないと思う。
 健康保険は社員が病気なるまで働かせる制度と心得ておきたい。そのために50%は会社負担になっている。労災保険は労働者を死ぬまで働かせる制度である。だから100%会社負担である。
 だから全力投球するなということ。これは登山で得た考えだ。遭難は登りよりも下りで圧倒的に多い。安全に下山するためには余力を残すことである。スポーツなら管理されているので全力でもいいだろう。
 昔のように労働者を使い捨てする時代ではない。資本主義が社会福祉を受け入れてストレートな労働強化は緩和した。ストは聞かなくなったが、心を病む人は増えているという。
 心身の自己管理をしっかりやることである。食事と体の手入れ、心の管理など普段やることをきちんとやる。生活保護の受給者、および考慮中の人はこのことを考えておきたい。

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