謹賀新年2011年01月01日

 
   謹賀新年

  2011年が明けました。風もなく穏やかなお元日でした。

  11時から地元の島田神社へ行き区政協力委員会等の

  歳旦祭に参列しました。

  古来からの作法に則り、笙の音が響く神殿で古式ゆかしく

  儀式を済ませました。

  その後で直来-なおらい=これも神事ですが-になり、全員が

  氏子さんから共同で神酒をいただきました。食事をして帰り

  ました。

  本年もよろしくお願いします。

    一堂に会し打ち解く直来に   拙作

西濃・城ヶ峰から西ノ山周回ハイキング2011年01月02日

 朝5時起き、5時半に出発。地下鉄、JR東海道線に乗車。車窓からの田園風景は真っ白な霜の朝だった。岐阜駅を過ぎた辺りからは春日谷奥に鋭角のすっきりした山が見えた。あれはブンゲン?いや前山に当たる鑓ヶ先かもしれない。
 養老鉄道へ乗り継いで揖斐駅には8時13分着。飛び入り参加のS君が待っていた。車に慣れた身には乗換えが大変だ。時間的ロスも多い。それを見透かすようにS君がマイカーでやろうと誘う。
 今回は揖斐川町の一心寺から城台山、城ヶ峰、東ノ山、西ノ山と縦走し、仁坂坂へ下りる。車道を歩いて横蔵寺へ行き、妙法ヶ岳を登る予定だった。
 クルマは三輪神社へ置き、初詣してから8時30分、一心寺へのハイキング道を登る。まだ早いので誰も見ない。閑散とした一心寺を過ぎると山道になる。かつての城跡を公園にして遊歩道を整備した。
 城跡公園を過ぎると細い山道となり、雪が増えてきた。上部では昨日の大勢のハイカーの踏み跡が固まって滑りやすくなっていた。軽アイゼンもストックも忘れたから転倒しないように登った。
 9時半過ぎ、城ヶ峰山頂に着くが展望はよろしくない。周囲に拡がる尾根の踏み跡もここまでらしい。小休止して9時50分西ノ山に向かう。踏み跡は無いが明るい雪の尾根道で赤テープもある。ルンルン気分で行く。しかし、どうもおかしい。左に稜線が見える。しかしネットの地形図は東ノ山付近からしかプリントしていないため肝心の分岐が分からない。
 一旦、城ヶ峰まで戻る覚悟でルートを探す。すると赤テープが二重に巻いてあるところから稜線が分かれていく。ここかあ。何のことはない。明るい伐採跡につられて東へそれてしまったのだった。ここまでの時間ロスは約1時間30分くらい。この時点で妙法ヶ岳はカットを決める。
 仁坂坂までは小さなアップダウンの繰り返しだ。東ノ山は4等三角点が置かれ、西ノ山は三等三角点だった。途中の枝越しに花房山が真っ白に輝くのが見えた。左は貝月山か。仁坂へも明瞭な踏み跡が付いていた。峠には雪がべったり残る。
 車道を下って三輪神社のマイカーへ戻った。下山後は池田温泉で初湯を楽しんだ。芋の子を洗うごとく初湯客でごった返していた。S君には大垣駅まで送ってもらった。

乗鞍岳山麓スキーハイキング2011年01月04日

 1/3から1/4にかけて乗鞍岳山麓に遊ぶ。1/3、6時W君宅で合流。東海北陸道から中部縦貫道を走る。高山市内を避けて県道89に入り、平湯を目指す。
 今回の目標は厳冬期の安房峠に行くこと。雪の無い時期に見えた奥穂高と前穂高を背景にした上高地の絶景を雪景色で見たい希望だった。
 平湯へは9:30頃着。R158の旧道の除雪状況チエック、今夜のテンバの下見などもあって平湯温泉スキー場のリフトに乗ったのは午後になってからだった。600円のリフト券を購入し、入山届けも済ます。リフトは一気に標高差を稼いでくれる。着いたところがカモシカゲレンデだった。 ここでシールを貼って登ったピークが1870mの無名の三角点。ここに乗鞍への道標が顔を出していた。ここは乗鞍へのクラッシックルートなのだ。登山道沿いに赤テープがあるので尾根に忠実に辿る。雪はパウダースノー。スキーでもぐいと沈む。高度計で約2000m付近で引き返す。ワサビ谷への下りも偵察するが樹林が密生し、傾斜が急でいい場所が無い。結局1870m付近に目処をつけた。
 頂上でシールを剥がし、今は手入れされないかつてのゲレンデを滑降してカモシカゲレンデに入る。圧雪されない雪の滑降はいいものだ。カモシカゲレンデは幅広く雪質もいい。中級バーンと見た。途中で安房平への道標を発見。地図に無いルートだが明日はここから安房峠に行くことを決定した。カモシカゲレンデは初級者向きゲレンデに近づくと急になり、シーズン初のスキーヤーの私には大変だ。
 ゲレンデを出てからはキャンプ場の一角でテントを張った。外は零下15度くらいかな。厳寒のテント生活も今シーズン初。多摩ナンバー、他関東圏からも山スキーに来ている人達がマイカーを駐車している。聞くと四つ岳という。
 1/4は3時起床。テント内は水蒸気が凍結して白い。すぐに食事の準備にかかる。昨夜の残りの汁でうどんを煮込む。5時の出発だったが6時に遅らせる。昨日発見した分岐まではヘッドランプを点けてゲレンデを登った。1時間半。ちょうど夜明けだ。
 未知のルートに入る。意外に広い。多分遊歩道ではなく林道かもしれない。残念ながらスキーはほとんど滑らない。地形図でワサビ谷とR158が最も接近する地点に着いた。ワサビ谷の橋を渡るとすぐにR158に出た。非常に寒く指先が痛いほど。
 一旦剥がしたシールをまた貼った。緩斜面の国道を登るとカモシカが横切った足跡が縦横についている。遠くでカモシカを見た。そのままR158を登った。途中でシールが剥がれるアクシデントがあって手間取り時間ロスがあった。気温の低下でシールの粘度が低下するらしい。
 11:00頃峠に着いた。長野県側から風雪が吹き、極寒の寒さを覚える。峠茶屋は雪に埋まっている。霞沢岳らしい山が霞んでいる。この天気では上高地を眺めるのは無理と断念した。風のない辺りで軽食を取り、シールも剥がした。11:35下山。ワサビ谷からゲレンデへの分岐には30分とはかからず。再びシールを付けてゲレンデに戻る。ここへも25分で着いた。行きは少し手間取ったが半日で往復できるクロカン向きのいいコースだと思う。
 W君は1870mに残した目印を回収するために登ったが私はゲレンデを下った。昨日よりも悪い感触だ。その後、W君の下山を待った。2時、平湯を後にした。観光地の温泉を避けて帰りがけに丹生川町折敷地の荒城温泉「恵比寿の湯」に入湯した。鉄分の濃厚ないい湯だった。
 高山からは再び高速の道を選んだ。

俳句 去年今年(こぞことし)2011年01月08日

大晦日高峰秀子逝く知らせ

笙の音の響く神殿淑気かな

直来に気のあらたまるお神酒かな

山のほか身の置き所なき二日かな

雪道を一登りして一心寺(播隆上人開祖)

初詣僅かばかりのお賽銭

芋の子をごった返すごと初湯かな

スキー履き歩けよ安房峠まで

雪深く埋まるや峠茶屋の跡

成人式の裏方終わる2011年01月10日

 8:30天白小学校へ集う。もう動き始めている。昨日の打ち合わせ通り聖火点灯で消灯し幕を引いて暗くする。欠席のHさんに教えて待機してもらうことになった。なんとHさんは同業者だった。
 10:00予定通り開会。式次第に沿って行事を進行して行く。やや騒がしいが暴れる子はいない。式典終了後、記念写真となつがこれが中々騒がしく収まらない。111名になんなんとする人数は相当な付和雷同を招くように思う。
 何しろ片時も携帯電話が離せない子供達である。意味の無い会話を繰り返していないと落ち着かないのだ。猿と一緒。しかしいつかは自覚も生まれよう。次は我々の記念写真撮影。これで儀式は終わった。
 すぐ片付けに入る。折りたたみ椅子を収納し、ひな壇を収納し、国旗と垂れ幕を片付ける。紅白の幕も収納する。ストーブは何でも貸すレンタル屋に返却することになる。あれよあれよといううちに元の殺風景な体育館に戻った。
 次は別室で熱い渋茶をすする。寿司折弁当を食す。後に区政会議になる。1月は特に配布物も無い。時期委員の選任のお知らせがあった。いよいよ任期も終わる。4月からは会議などのすり合せも無くなり思う存分の自由時間が使える。

山岳会の新年会2011年01月13日

 昨夜は所属山岳会の新年会だった。元会員が経営する居酒屋を貸切にしてもらって開催。参加者は年々減って11名となる。かつては19名と定員をオーバーしたほどだが。会員の総数が減っているので止むを得ず。嬉しいのは入会者2名の内1名の新人が来てくれたこと。
 話題は過去の話よりの将来の山行のことが出てきて頼もしかった。2月の木曽御岳合宿もどきの計画が決まったし、それぞれから先々の夢が公開された。
 又地域の生涯学習センターで主催するハイキング講座の座学の日取りも公表し、協力を取り付けた。数名の受講者の内の2名が熱心に山をやりたい意欲を見せる。山岳会にお誘いして入会となった。40代の女性、60代の男性だ。
 潜在的な山歩きの希望者はかなりあると見る。山岳専門誌まで手が届かないレベルの人たちは漠然と考えているのだろう。今年は年2回の開催で地域に浸透して行こうと思う。定年後を充実したライフにするには地域社会への貢献が欠かせない。会社員時代には思いつかなかったし出来ない。来る創立50周年に向けて動き出す年である。その確認もできた。

風邪でダウンしちゃった2011年01月14日

 1/12の新年会の帰途、地下鉄の駅を出ると雪混じりの雨?で風情もそこそこに歩いて自宅に戻った。さして相当に飲んだわけでもないのになぜか蒲団の上に寝転んでそのまま白川夜舟と相成る。
 1/13朝何だか気分がよろしくない。顧問先への出社を半日ずらした。午後になってもよろしくないのですぐ帰宅。罹患と判断して部屋をこれまでの窓辺の場所から四周とも壁の納戸風の部屋に蒲団を移動。
 1/14午前3時に体温を測ると37℃オーバー、7時にも測ると38℃をオーバーしていた。すわインフルエンザを疑い、近所のクリニックに開院前に駆け込んで診察を受けた。何とかインフルではなくて幸い。投薬された薬をひたすら服用して症状も回復してきた。夜中に体温を測ると再び38℃オーバーを示す。これも解熱剤を服用した。

再びの新年会へ2011年01月15日

 1/15朝体温を測ると夜の38℃以上あった体温も平熱に下がっている。しめしめ、今夜の新年会には何とか出席できそうだ。そう分かると食欲も出てきて食べたいものを食べるが量的にはいくらも入らず。
 午後になって出かける。天白川の人道橋を渡ると川面に油が浮いている。不心得者が流したのであろう。本流に流れ込むと魚に棲息、鳥に悪影響があるので110番通報しておいた。事件性は無いと思うがとりあえず思いつく通報先はここしかない。
 丸の内の事務所で雑用を処理後、会場の高級中華料理店に向かう。18時きっかりに滑り込みセーフだった。愛知県行政書士会中央支部だけでも300名の会員が在籍し、老若男女の60名の出席を得ている。
 言われればキムタクにそっくりな若い支部長、年季の入った会長と挨拶が続いて乾杯となった。余興としてプロのお笑いコンビが出演したが余り売れてなさそうだ。もはやTVの時代ではない。行政書士の友人の人脈とかいう。
 打ち解けてくるとテーブルを離れて酒をついで回る人が相次ぐ。そのたびに初対面の人とは名刺交換する。中には在日韓国人の若い女性もいる。この業界はいち早く国際化を果たしているようだ。韓国の戸籍を取り寄せたり、翻訳も依頼できるよ、と隣の国際通の先生が耳打ちで教えてくれた。
 次々と美味しい中国料理が運ばれてくる。中でもイセエビの中華風の料理は美味かった。全体には薄味の印象である。
 病み上がりなので酒はそこそこにして料理に舌鼓を打った。予定の時刻で一本締めを行い、閉会。

雪が降る2011年01月16日

 朝方から降り始めた雪は正午の現在も降り続いている。すでに桜並木の枝には綿のような飾りがついている。河川敷も白い。名古屋では久々の降雪である。
 緊急にセキュリティの会社から電話だ。何だと思えば雪でセキュリティの一部を解除したいらしい。センサーの部分に雪が積もると不都合なことがあるようだ。しかしもう社員ではないので別人に振った。
次は昼過ぎにガスストーブの火が消えてしまう現象に遭遇。東邦ガスに電話で聞くと安全装置が働いた結果だという。係員に来てもらって点検、調整してもらって再開できた。利用者の戸別の使用実績とパターンを記憶しており、夜通し使うような利用実績が過去にないため消し忘れて外出したものとマイコンが判断したらしい。それで自動的にガス栓を閉めたという説明だった。なるほどそこまでコンピューター化されているとはね。
 6時にはコンコンと降っている。明日の出動に備えてマイカーの廻りの雪を除雪しておいた。まだ10センチには少し足りないが今夜中には積もるだろう。ラジオでは大雪への警戒を促す。明日は交通事故で騒然とするかも知れない。

大寒2011年01月20日

 今日は大寒。もっとも寒い日という。室内の寒暖計では11度くらい。1/13以来の風邪も軽減したが相変わらず咳が止まらない。苦しい日々が続く。以前に酢の物を取って著効があったことを思い出して酢豚を食した。鍋物も酢で食べるといいかもね。
 天白川の油汚染は一時的で良かった。汚れた川面にはカルガモが泳いでいたからもう流れたんだろう。

大寒や夕べに兆す薄明かり

大寒や錠剤風邪薬切れ

ストーブに鍋かけて朝支度して

業病の咳かも知れず今年また