西濃・城ヶ峰から西ノ山周回ハイキング2011年01月02日

 朝5時起き、5時半に出発。地下鉄、JR東海道線に乗車。車窓からの田園風景は真っ白な霜の朝だった。岐阜駅を過ぎた辺りからは春日谷奥に鋭角のすっきりした山が見えた。あれはブンゲン?いや前山に当たる鑓ヶ先かもしれない。
 養老鉄道へ乗り継いで揖斐駅には8時13分着。飛び入り参加のS君が待っていた。車に慣れた身には乗換えが大変だ。時間的ロスも多い。それを見透かすようにS君がマイカーでやろうと誘う。
 今回は揖斐川町の一心寺から城台山、城ヶ峰、東ノ山、西ノ山と縦走し、仁坂坂へ下りる。車道を歩いて横蔵寺へ行き、妙法ヶ岳を登る予定だった。
 クルマは三輪神社へ置き、初詣してから8時30分、一心寺へのハイキング道を登る。まだ早いので誰も見ない。閑散とした一心寺を過ぎると山道になる。かつての城跡を公園にして遊歩道を整備した。
 城跡公園を過ぎると細い山道となり、雪が増えてきた。上部では昨日の大勢のハイカーの踏み跡が固まって滑りやすくなっていた。軽アイゼンもストックも忘れたから転倒しないように登った。
 9時半過ぎ、城ヶ峰山頂に着くが展望はよろしくない。周囲に拡がる尾根の踏み跡もここまでらしい。小休止して9時50分西ノ山に向かう。踏み跡は無いが明るい雪の尾根道で赤テープもある。ルンルン気分で行く。しかし、どうもおかしい。左に稜線が見える。しかしネットの地形図は東ノ山付近からしかプリントしていないため肝心の分岐が分からない。
 一旦、城ヶ峰まで戻る覚悟でルートを探す。すると赤テープが二重に巻いてあるところから稜線が分かれていく。ここかあ。何のことはない。明るい伐採跡につられて東へそれてしまったのだった。ここまでの時間ロスは約1時間30分くらい。この時点で妙法ヶ岳はカットを決める。
 仁坂坂までは小さなアップダウンの繰り返しだ。東ノ山は4等三角点が置かれ、西ノ山は三等三角点だった。途中の枝越しに花房山が真っ白に輝くのが見えた。左は貝月山か。仁坂へも明瞭な踏み跡が付いていた。峠には雪がべったり残る。
 車道を下って三輪神社のマイカーへ戻った。下山後は池田温泉で初湯を楽しんだ。芋の子を洗うごとく初湯客でごった返していた。S君には大垣駅まで送ってもらった。