『山と溪谷』誌11月号2020年10月21日

 10/15に発売した「山と溪谷」誌11月号の売れ行きはどうかと、ジュンク堂栄地下店へ見に行った。発売時5冊以上は在ったが、1週間後の今は2冊残っていた。山岳書コーナーにまわって1冊あった『分県登山ガイド 愛知県の山』の在庫が無いことが分かった。相乗効果で売れたみたいです。やっぱり地元の山が取り上げられると、一度は登った山であっても買われるみたいだ。

久々に牛すじカレーをつくる2020年10月22日

 買い置きしてあった国産牛の牛すじでカレーを作ってみた。普段通りの手順でじゃがいもやニンジンを煮たり、フライパンで、ニンニク、タマネギ、細かく切った具を炒める。色が変わったら鍋に入れて煮込む。ルーを入れてしばらくかき混ぜる。煮込んだら出来上がり。コクがあってうまい。
 御飯も久々に陶製なべで炊いてみた。米3合を研ぐ。肉厚の陶器なので弱火で炊飯スタート。時間を見て中火にする。重たい蓋の隙間から蒸気が噴出してくる。蒸気を手で鼻に寄せてみると少しおこげの匂いがする。ちょっと覗いてみると炊き上がっている。ガスを止める。しばらく置いてしゃもじでかき混ぜると底にきれいなおこげが出来ていた。香ばしい匂いがする。本来の炊飯の味である。

秋の雨2020年10月23日

 朝一で燃えるごみを出す。外は雨なので傘を持って外に出た。出たついでに昨日声をかけておいた人が署名に協力するというので用紙を出して署名をもらった。合計10名とノルマの15名には届かない。案外生活の時間が合わず、話す機会がないので今一成果は少なかった。がまあいい。一粒の砂で良い。固まれば岩になる。

しじみ汁を食う2020年10月24日

 昨日、スーパーに行ったらあさりはなくて、しじみのパックが並んでいた。あれ、今時はしじみの旬だったかな。ググると、土用しじみ、寒しじみの2回ある。よく獲れて市場に出回るところを仕入れたのだろう。あさりもしじみも最近は高いが鮮度が短く、人が頼りの漁法なので高くならざるを得ないのだろう。パスしようと思ったがまた引き返してカゴに入れた。
 今朝は早速しじみ汁にした。やはり体が欲するものがあるのだろうか。しみわたるような旨さがある。

 栄養分をググると
「しじみのお味噌汁でこんな栄養素を摂取できます
しじみのお味噌汁を飲むことで、様々な栄養素を摂取することができますが、それはどのようなものがあるのでしょうか?まずしじみに含まれている栄養素から見ていきましょう。

・オルニチン
体内にも存在する非必須アミノ酸の一種で、肝臓の働きを助け疲労回復効果も期待できます。

・タウリン
含硫アミノ酸の一種で、肝機能を高める効果や動脈硬化を予防する効果が期待できます。

・ビタミンB12
貧血を予防する効果や、神経の機能を正常に保つ効果が期待できます。

・カルシウム
歯や骨をつくり、骨粗しょう症を予防する効果が期待できます。

・鉄分
貧血を予防する効果や疲労回復効果が期待できます。

・亜鉛
新陳代謝や成長を促す効果が期待でき、二日酔いを防ぐ効果も期待できます。

しじみはサイズの小さな貝ですが、含まれている栄養素は他の貝にくらべて非常に多いのが特徴です。生きていく上で必要な栄養素がたっぷり含まれているので、積極的に食べたい食材だといえるでしょう。

しじみのお味噌汁は汁だけ飲んで身は残してしまう人もいますが、身にも栄養がギュッと詰まっていますから、ちょっと手間にはなりますがちゃんと食べることをおすすめします。

お味噌汁にして栄養素をより効率よく摂取

しじみだけでも体に良い栄養素がたっぷりと含まれていますが、お味噌汁にすることでさらに効率よく栄養を取り入れることができます。

しじみに含まれているオルニチンやタウリンは水溶性、調理することで流れ出てしまいやすいです。お味噌汁ならしじみから染み出たオルニチンやタウリンも、しっかりと取り入れることができます。お味噌自体にもアミノ酸やビタミン、ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれていますから、しじみのお味噌汁をいただくことは美味しいだけでなく、健康な体へと導く効果も期待できそうですね。

また、しじみのうまみ成分であるコハク酸は甘味を持つアミノ酸ですが、コレステロールを抑える働きもあるといわれています。コハク酸によるしじみのうまみたっぷりのお味噌汁、美味しくいただけて健康への効果もあるなんて、これは汁の一滴も残さないで飲み干したいですね!」

 他のWEBサイトで「亜鉛」だけに注目して検索すると

「免疫力の向上
亜鉛が十分にあると風邪や感染症にかかりにくくなります。
粘膜を保護するビタミンAを体の中にとどめる効果があり、のどの痛みや鼻水・鼻づまりなどの症状を緩和してくれます。病気を引き起こす細菌を攻撃する白血球にも亜鉛が含まれているので、傷や病気の早期回復にも亜鉛は必要とされています。」

「生殖機能の改善
男性の前立腺・精子に亜鉛は多く存在します。精子の形成には必ず必要とされ、生殖機能の改善に役立ちます。」

など気になる成分が含まれています。これからの季節、そして、ウイズコロナの時代は体内から強化する必要があります。


 そういえば、昨年のGWに青森県を走り回ったが、津軽半島の一角にしじみラーメンという特産があった。しじみラーメンだけは美味しくいただいた。十三湖産ヤマトシジミというそうだ。色んな特産品を売っていた。当時はそんなに関心は持たなかったのでパスした。どこでも買えるし。青森県はコロナ感染者数は10/23現在で150名でした。死亡者は1名でした。人口は124.9万人、青森市は28.76万人。愛知県の17%弱ですから人口密度も少ない。とはいえ、豊富なシジミを食べて感染症から守られているんだろうな。

山積の本を読む2020年10月25日

 朝から天気が良かった。まさに秋日和の1日である。外出でも自宅でも快適な日だったと思う。私は買ったけど読んでいない山積の本を読み消化に努めた。枕元から片側約30センチまで積みあがってきた。読まない本は捨てるか段ボール箱に収納して書棚を空ける必要がある。その段ボールをどこへしまうかの問題もある。
 午後から喫茶店に行って新聞のまとめ読みも考えたが新聞も余り知的刺激のある記事が減った。なぜだろうか。今は激動期であり、転換期でもある。政治、文化、経済などが目まぐるしく動く。だからこそ、皮相的な新聞よりも底流をさぐる読書が重要になる。古典にも目を通したいし。
 新しい情報を運んでくる新聞や本が必ずしも真相をとらえているわけではない。今はやはりネットの時代なのである。とはいえ、活字げベースなのであるから読書は最重要である。

体温と健康と食事の話2020年10月26日

 2020年始め、チャイナウイルスの感染が広がり、コロナ禍が明らかになった。そこで防止策として
1マスク
2ウガイ、手洗い
3三密回避
などが提唱された。私も2月初めにに1度風邪を引いたから体温の測定に敏感になってきた。ちょっと調子が悪いと体温を測った。
 平熱は大体は36.2℃である。昨夜は入浴後に測ったら36.6℃あった。若いころはこのくらいが平熱だったと思う。最近図ると35.8℃というのもあって体温が低いのもちょっと怖い気がすると思いググると

「テルモ体温研究所」のHPがヒットした。

加齢にともない低下するヒトの体温。原因はどこにあるのでしょうか。

高齢者の体温は若い人より約0.2℃低い

50歳以下の人と65歳以上の高齢者のワキ下(腋窩)温を測ると、高齢者では棒グラフの山が左側、つまり低いほうへずれています。具体的には50歳以下の平均が36.89±0.34℃なのに対し、高齢者では36.66±0.42℃であり、高齢者は50歳以下より0.2℃以上低くなっています。

年を重ねるごとに変動する平熱

ヒトの体温(腋窩温)は乳幼児では平均37℃台と高いのですが、年を経過するごとに少しずつ下がり続け、10歳くらいで一定の値に落ち着きます。しかし、その後高齢になると再び低下してきます。
ですから、若いころの平熱をずっと覚えていても、現在の自分の平熱とは違っている可能性があります。
ときどき、体調のいいときに体温を測り、自分の平熱を確認しておきましょう。
以上
以下は「週刊現代」2018年4月28日号から

平熱「35度」台と「36度」台、長生きするのはこっちだ

寿命はやっぱり「体温」で決まる

「省エネ」の体に合わせる

アメリカ・メリーランド州のボルチモアという都市で行われた興味深い研究がある。

65歳以上の男性700人を25年間追跡したところ、早朝の基礎体温が低かったグループのほうが、高かったグループに比べて90歳まで生き残ることができる確率が高かったという。

65歳をすぎ、70歳を迎えた頃からは、若いときと同じ体温にならないように、「省エネ」となった身体に合わせて、うまく体温を下げたほうがいいだろう。若い頃より平熱が高くなる場合には要注意だ。

「昨年1月、アメリカのウィスコンシン大学マディソン校の研究者らが行った研究で、カロリー制限食を与えた猿は、そうでない猿に比べて若々しく、長生きをすることが示唆されています。同様の研究も複数ある。

カロリー制限をし、食事の摂取量を減らすと、体温が低下するという学説があります。

日野原重明さんは、一日のカロリー摂取量を、推奨される摂取量の75%程度である1400kcalに抑えていたことで知られています。そのため体温が低く、長生きだったのかもしれません」

年齢によって適切な体温は変わる。70歳をすぎたら、体温を上げ過ぎないことが肝心だ。
以上
以下はがんとの関係について

35℃を好むがん細胞。

低体温の人は様々な病気を起こしやすいという話をよく聞きますが、がんを発症する人は低体温が多いのだそうです。なぜなら、がん細胞は35℃台の体温の時に、もっとも活発に増殖するからです。さらに、体温が下がると免疫性が低下し、カゼなどの感染症や病気にかかりやすくなったり、花粉症などのアレルギー症状が現れやすくなったりするので注意が必要です。

がん細胞は39.3℃で死滅する。
一方、体温を上げていくと、身体の中で細胞を修理する特別なたんぱく質(HSP)がどんどん増加します。そのタンパク質は白血球の一種(T細胞)が高温で力を発揮できるように協力し、がん細胞をやっつける力を増大させます。また、ガン細胞そのものが温熱に弱い性質を持っていることを利用して、患部を温めてガンを破壊する温熱療法の研究も進んでいます。
以上

・・・加齢とともに平熱(体温)が下がるのは自然なことでした。低体温の方が長生きするという実験結果もでています。運動の機会が減った高齢者は食事のカロリー摂取を減らし、体温を下げることも必要です。ところが癌は低体温で増殖するというのですから厄介です。
 栄養失調になると肺炎を起こす。栄養過多になると糖尿病を起こす。何事もほどほどが肝心なのです。では体温がどれだけなら癌にもならず、他の病気も寄せ付けないのか。

・・・私はちょっと太めなので体温は高い方だと思う。だからというわけではないが、今夏の7月下旬から9月中旬の猛暑はきつかった。誰も異口同音にいうことではある。
 その間の耐暑生活は
1 自宅のエアコンを1日中運転していた。マイカーのエアコン、事務所のエアコンも効いていないほど暑かった。夜も暑かった。

2 氷の入った冷たい飲み物を常時飲んでいた。日本社会党の党首だった土井たか子氏は「氷の入った水を口にしない」とコメントしたことがある。体を冷やさない工夫だろう。彼女は85歳で肺炎で死亡された。まあまあ長生きした方である。労わる気持ちが大切。

3 入浴はせず、温水シャワーのみで過ごした。

4 汗を自然にかくような運動は少なかった。

 その結果残暑からの立ち直りが遅れた。夏バテの意識はしなかったがさあやるぞ、という意気込みに欠けた。10月になってやっとエンジンが掛かりだした感じである。そうかと思えばもう晩秋の候になった。 
 山では不可解な突然死や低体温症の死亡が出始めた。高カロリー食に切り替える時期になったのである。夏はさっぱりした麺類が好まれるのは理にかなったことなのである。
 ウイズコロナの登山の再開を考えているが中々に進まない。山岳四団体は登山は禁止とは宣言したが解除は宣言されない。誰も先々のことは分からないのである。そろそろとやるしかないか。但し遭難すると、自分が感染している場合には救助関係者に迷惑が掛かる。そこは留意することになる。

学問のカネと地位2020年10月27日

 菅新首相になってから「日本学術会議」で105名中6名が除外されたということで、ネットや新聞等で議論百出している。騒ぎ出したのが日本共産党発行の「赤旗」でそこから日刊紙へ飛び火して今は燎原の火のごとく燃え広がった。
 しかし、任命されなかった人には気の毒だが、地位が高くなっても相変わらず日本批判を続けているようでは仕方ないではないか。カネを出す人(国)をあれこれ批判するなんてどうかしている。「日本学術会議」の外にでて批判するのは一向に構わない。
 学問するということはカネがかかる。学問で国のカネを得たい、国のお墨付きの地位を得たいという乞食根性が情けない。
 今西錦司は京都西陣織の家に生まれた。家業は継がず、もっぱら好きな登山を続けるために生物学を専攻し、猿学の権威になった。京大時代の駆け出し時代は無給だったからむしろカネをつぎ込んだのであった。
 小林秀雄の講演を集めたCDの中に本居宣長の出版とカネの話が出てくる。松阪市で町の小児科をやり、源氏物語を教えたりして小銭を稼ぎ、それで古事記の研究書の原稿を書いていった。宣長は存命中は本の上梓を見ることはなかった。今の学者、評論家、作家なら部数いくら、印税いくらでという話になる。
 学者なら宣長のひそみに倣えと思うのである。

青野菜を食う2020年10月28日

 久々に川島四郎『食べ物さんありがとう』(朝日文庫)を読み直した。10月初めに血尿があり、検査したら膀胱に腫瘍があった。70歳以上になると好発するという。つまり老化現象の1つである。
 このまま放置すると発達して癌化する恐れもあるし、されど手術で切除すれば再発率が60%はあるというから立ち止まって考えた。セカンドオピニオンもやったが同じく手術派であった。 
 かつての山の先輩で医師のU先生は放っときゃ治る、とよく言われたものである。切るなという近藤誠先生の本にもまったき同じで、放っときゃ治る、と書いてある。U氏は医師とてすべてが分かっているわけではないとも言われた。
 秋憂いがしばらく続いたが、一病息災である。より一層食事に気を配るしかない。そこで件の書名を思い出したのである。ビタミン、タンパク質を摂るだけではなく、青野菜を摂ってこそさらさらの血液ができるという。
 ライオンも仕留めたエサの草食獣の腸を食う。そこには青い草の栄養が詰まっているからだ。目からうろこの話である。
 川島さんは95歳まで長命を得た。もとは軍隊で兵隊さんの栄養管理をするのが本業だった。持論は兵隊の健康を作る人より、壊れた(怪我した)兵隊の修理屋である医師の方が偉いのか、という。否ほんとにそうだ。医師は大事だが優遇され過ぎている。
 1日1束のホウレンソウか小松菜を食べることにした。ブロッコリー、レタス、ニンジン、パセリ、セロリ、大根葉などをレパートリーに入れようか。1日1個のリンゴ(VCとペクチン)は医者を遠ざける、柿(VC)が赤くなると医者が青くなる。(風邪を引く人が減って医者の経営が危うくなるという例え)昔から伝わる話は本当です。

会議にでる2020年10月29日

昨夜は山岳会の会合に久々に出席した。やはり、生の会話は良いものである。話のやり取りに間断なく対応できるからだ。メールとかだとタイムラグがあるので途切れ易い。先輩に誘われてその後で一杯やった。これもコミュニケーションに欠かせない。
本日は句会だったが、昨夜の飲み会で大して飲んでもいないのに酔いが残ってしまったようだ。15時からの句会を失念してしまった。電話があり、すぐ駆けつけた。こっちは1ヶ月に一回のペースで続いて来た。昨夜は酔いで何の準備もしていないから手ぶらになった。どこかで挽回がいる。コロナ禍から少しずつ回復しています。またみんなで揃って俳句談義を楽しむ時期が来る。

愛知県産の新米ゆめまつりを買う2020年10月30日

 平針方面に来たついでに日進農協まで足を伸ばして新米、小松菜などを購入した。ゆめひかりは尾張地区の東方面で作付けされていると謳い文句にあった。事実上の愛知用水の産物だろうか。手元の在庫がなくなり次第新米を炊いて食べてみたい。