「横浜シーサイドライン」の逆走事故2019年06月02日

 朝刊を読んだら表記の事故を知った。死亡事故にならなくて幸いであった。事故原因は不明という。無人運転で過去は無事故の実績がある。それなのになぜ?

 高速道路の逆走はちょくちょくあるが自動運転の電車は初見である。

 昨年10月に起きた台湾の鉄道で特急列車がカーブを高速で曲がり切れず、18人が死亡する事故があった。これは必要な場合は自動ブレーキが働くにも関わらず、運転士がスイッチを切っていた。これが主因であった。但し、切ると指令室に情報が届くシステムになっていないのは日本車両の設計ミスとして賠償する話も出ている。

 今回の事故とは経緯が違うが、コンピューターに依存し過ぎると、ポカが起きやすい。いずれ解明されると思うが、自動は本来は自働でなけれなならない。

 これまでにも車の自動ブレーキの事故、プリウスのブレーキとアクセルの間違い事故多発、かつては自動で速度を一定に保つ装置もあったが今はどうか。すべてはドライバーの責任にされてきた。

 推測だが、指令室のスタッフの人為事故が濃厚であろう。ミスは人間しかしないからだ。コンピューターはプログラム通り働く。そこにミスがあればミス通り働く。コンピューターは9という数字に敏感なのも気になる。開設が1989年、今年は2019年、と9が並ぶ。

 事故原因解明が待たれる。
 暑くなると交通事故が増える傾向は過去から続いている。頭がぼうっとするのと、夜、ビールを一杯というのを引きづりやすい。緊張感が弛緩する環境にある。気を引き締めて欲しい。