原稿書き2019年06月04日

 朝早くゴミ出しの後、ポタリングでモーニングに行く。軽い運動でもしないよりは良い。終わって出たら救急車が3台、パトカー1台、もう1台変わった車が縦列駐車して、交通事故に対応していた。この頃は事故が頻繁に起きる。見物はして居れないが死傷するような重大事故ではなさそう。

 昨日もプリウスの事故があった。アクセルとブレーキの踏み間違いという。それにしては多発傾向にある。ネットではついに「プリウスミサイル」というありがたくないニックネームが付いた。
 トヨタに遠慮していつもはしつこいメディアも騒がず、叩かずの様子見姿勢である。他の車メーカーはめちゃくちゃ叩くのにこの差は何だろう。現代の車は電子技術のかたまりだから手に負えないのだろうか。
 かつてはラルフネーダーのようなユーザーの立場に立った弁護士が現れて活躍し、アメリカの欠陥車を暴いた。GMではリコール車と言い換えていたが。日本でも登場して欲しい。
 トヨタには前科がある。ハイラックスサーフという人気車のパワーをアップしたが、機能部品はそのままだったために、ハンドルにつながるステアリングが強く回すと(据え切りすると)折損する事件があった。熊本地検に告発されていた。しかし、トヨタは中間の技術者を処分しただけで幕引きしている。
 当時の豊田章男氏は専務か常務の地位だったが「車会社として恥ずかしい」というコメントを残した。正直な経営者だと思う。今は社長になったのだから、トヨタの名前が付いた車が殺傷事故を多発していることに心を痛めているだろう。上級役員の反発や技術者のプライドを抑えてリコールする対応を取るべきだ。

 朝から原稿書きに終始する。俳句の方は採用する句が決まったのですぐにかかる。なんと行ってきたばかりの青森のりんごの花と津軽富士の組み合わせの句。もう一件は新聞連載の山の話になる。オリジナリティのある話にするには地形図を眺め、記憶をたどって、なるだけ引用を避けることになる。