小屋番の山日記

　3/13は所用のためうっかり忘れるといけないので期日前投票に行った。区役所に行くとPの入り口ですぐには入れないほど満車状態だった。本来の窓口付近は込んでいる様子はないのでおそらく期日前投票の人らであろう。誓約書？に記入して意中の人に投票して終わる。これで名古屋が変わるかも知れないとの期待を込めて。
　かたや北アフリカや中東では政変が収まらない。中国でも聞きなれないジャスミン革命なるものが勃発しているとか。世界的な民主化の流れが背景にあるとか。つくづく日本の自由と平和を有難いと思う。銃と火薬の力ずくの政変に対して日本の政治はわずかな１票の集積で決まる。
　それに菅政権の要だったはずの前原外相が些細なことで辞任しちゃった。法は法というのだが。自民党、社民党にもありそうな気がする。これだけ不安定な政権でも日本はびくとしない。新幹線はちゃんと動くし、生活はしっかり出来ていく。
　アメリカ経済は不安定なままだ。ここがこけると中国もこけそうな気がする。すると日本もダメと思われて円が売られる、株が売られる。もっぱら金が上がる。いよいよ没落していくのか。
　しかしここは踏ん張りどころかも知れない。円が売られたらここぞとばかりに米国債を売るチャンスだろう。売った金を円に換えて日本国債の償還に充当できる。日本の銀行は国債を買わなくとも良くなり、中小企業への融資に回せる。日本経済もようやく日の目を見ることになる。
　キャリートレードやサブプライムローンの問題は日本のマネーがだぶついたせいという経済学者がいるが売れない米国債を抱え込んでいることも原因と思う。もっといえば日本の輸出企業が強すぎるのだ。円高になってもすぐ克服してしまう。ドルを稼ぎすぎて溜め込むことも原因かな。
　何が起きても不思議ではない世界の国々と日本。色々言われているが日本国民はしっかりしている。