大寒2010年01月20日

 今日は大寒というのに暖かい一日であった。
 昨日はハローワークの失業認定日で午前中つぶれる。意外に来所した人は少ない。まだこれから失業者は増えそうな日本経済であるが・・・。前回は60歳で門前払いだったが履歴書の送付はOKという事務所が見つかったので早速作成して投函した。まだ面談にまでこぎつけないのである。経済は需給であるから今の無理な財政出動による押し上げ効果がはがれないと本当の底は来ない。今か今かとみな待っているのだ。疑心暗鬼になって。
 幸いというか不幸にもというか、あのJALがついに法的整理になり、株式は無価値同然になった。今後は簡単にいえば債務を負けてもらい、売上収入の範囲内で経営することを余儀なくされる。信用があるばっかりに赤字でもカネを借りて売上以上の支出する放漫経営をしてきた。思い切った経営判断が出来ないのだろう。しかし、これで落ちるところまで落ちた。若い社員はかえって張り切るだろう。飛行機は落ちてもらうと困るから無償の精神で頑張って欲しい。
 昨年12月に倒れた前勤務先の知人を中京病院に見舞ったがあいにく付き添いは不在。本人はとても会話どころでは無い様子なので出直すことにした。お見舞いでもマスク着用を言い渡された。外部から黴菌を運び込んでくるとでも思っているんだろうか。
 先週借りたコミック「特上カバチ」10巻の中8巻までを読んだ。カバチとは広島弁で屁理屈の意味だとか。広島弁の会話というのはまるでけんか腰みたいである。世の中のトラブルを法律知識を駆使して渡っていく行政書士の物語である。広島を舞台にしたのやくざ映画「仁義なき闘い」も名作の評価が高いがこれもぐいぐい読ませる内容はある。このコミックを原作としたTVドラマも先週から始まった。なんでもこの影響で行政書士の受験者が急増し合格率が落ちたとか。
 
     大寒や独りベッドに病みており