八方尾根スキー行2010年01月17日

 1/15から1/17は恒例のスキー行。毎年変えていたスキー場選びも今回は原点に回帰して八方尾根スキー場になる。新潟の参加予定者が大雪で鉄道が運休となり欠席となったことも今年は雪が如何に多いかのバロメーターになる。宿泊は大天井ヒュッテが経営する雷鳥ヒュッテとなった。支配人は名古屋の某山岳会の会員と知った。新しい知己が出来た。 
 大雪といっても本当に多かったのは大町市に入ってからである。今回は二日酔いで出発時間の遅れついでに県道に迂回し、オリンピック道路経由で走ったが信号、交通量もなく快適だった。白馬村で給油し、名物の白馬蕎麦を食し会場の宿舎に向かう。但し、雪道はどこも同じに見えて行きつ戻りつして到着は2時過ぎ。9時過ぎに出発してほぼ5時間近く要した。3000円の回数券で1時間半ほど調整した。GW以来およそ7ヶ月のブランクを取り戻す。夜は宿で宴会。 
 2日目は晴れてコンディションも上々の様子。朝9時から夕方まであちこちのゲレンデを滑りまくった。昼食以外の休みなしで大変疲労する。但し、リフトから夕方近くになって珍しい彩雲を見た。
 wikiによると「彩雲(さいうん)は、太陽の近くを通りかかった雲が、緑や赤に彩られる現象である。瑞雲、慶雲、景雲などともいう。
彩雲この現象は、日光が雲に含まれる水滴で回折し、その度合いが光の波長によって違うために生ずるもので、大気光象の1つである。巻積雲や高積雲、風で千切られた積雲などに見えることが多い。」
 夜には穂刈オーナーも見えて珍しい戦前の北鎌尾根登攀の映画を見せていただいた。
 3日目も晴れて最上部のリフトに乗っていると八方尾根には多くの登山者が列をなす。今日も9時から13時まで休みもなく滑りまくった。14時帰宅の途につく。帰路も同じルートを走るがもう路上に雪は無かった。池田町まで来ると田園からも雪消。遥かなる北アルプスだけが銀色に輝く。豊科ICから今日は1000円の通行料金で済む。(15日は4400円)

   冬空に彩雲飾る信濃かな

   転ばずや一本足のスキーヤー

   フォームは板を揃えぬテレマーカ-