名古屋市長選スタート2009年04月14日

 4/13、夕方、帰宅中に選挙カーに遭遇した。その後を何と自転車で河村たかし候補が走っていたのでクラクションを鳴らし応援のメッセージを送った。川村氏も応えてくれて手を振った。
 今回は細川昌彦氏、太田よしろう氏、川村氏と他1名の候補者で争われる。現在の松原市長の後継者が自民党推薦の細川氏で、他の候補者が挑戦者となる構図である。太田氏は日本共産党推薦、川村氏は民主党推薦でがっぷり三つ巴の戦いである。
 4/26は誰にするか迷う。心情的には太田氏がいいと思うが革新市政は本山市長時代に共産党よりになった記憶があり、躊躇する。それに名古屋市職員労組がバックとあっては大胆な改革は期待できないだろう。西尾市政、松原市政も街は綺麗にしてくれたが人間味が薄れた気がする。細川氏に何を期待できるか疑問だ。
 すると消去法で行くと河村たかし氏に落ち着く。この人は言うことがはっきりしている。他の候補と違って「由(よ)らしむべし知らしむべからず」の点も心配ない。
 YAHOOの辞書には「《「論語」泰伯から》人民を為政者の施政に従わせることはできるが、その道理を理解させることはむずかしい。転じて、為政者は人民を施政に従わせればよいのであり、その道理を人民にわからせる必要はない。」とある。論語は為政者に便利な思想なのでよく浸透している。しかし、川村氏は為政者側に不利な情報も公開されている。市民税カットなどその最たるものである。
 山岳会にも区長経験者、県公務員、国家公務員がいるが会長を交代した途端に規約をいじるし、規約にない役員会を設けて定例会から情報を遮断してしまった。全員参加は議論百出してまとめるのが困るからだった。この4年間に会員は減少の一途である。入会した当時も国家公務員らが役員を占めていた。事務能力は高いが運営は稚拙であった。10年で会員数2名にまで落ち込んだ。提案もなしのつぶてである。
 つまり公務員主体に任せておくと行政サービスの偏りと低下は避けられない気がする。小さな任意の団体と名古屋市とは比較にならないがリーダーにはどんな人が相応しいか見えてくる。松原市長はないといっていた裏金も実際にはあった。市長が知らないはずがない。やっぱり、オープンが一番だ。大衆の時代にはそれに適合した政策が必要だろう。そんなわけで川村氏になって欲しいが市議とうまく折り合えないようだ。じっくり聞いて是非投票に行きたい。