続報・御在所山裏道登山道の復旧に向けて!2008年09月13日

 山岳会のメーリングリストに配信された。内容は以下の通りである。いよいよ藤内小屋の後片付けに向けて動き出した。日向小屋のHPの掲示板には沢山の激励が寄せられている。小屋の荷物の運び出しも進んでいるようである。
 将来的にはどうなるのだろう。あの土石流の写真を見るととても放置できないだろう。下流の観光地が大雨のたびに脅かされる。スカイライン近くに大きな砂防堰堤が建造される可能性は否定できない。藤原岳の坂本谷にも砂防堰堤が建造されたことも頭に浮ぶ。
 WIKに拠ると鈴鹿国定公園は昭和43年7月22日の指定。両小屋は国定公園制定前に出来たが制定後は既得権があるのかどうか。そう簡単には再建はできないだろう。現在の御在所山の家を拠点に表道から藤内壁に迂回するような形が自然かも知れない。保水力の弱さを如実に見てしまった以上、沢沿いの小屋は危なくて作れない気がする。
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  【御在所山周辺の被害状況おしらせと倒壊した小屋等の後片付け支援ご協力の呼びか け】
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> 9月当初に菰野町周辺に集中豪雨があり,大量の土石流により,朝明渓谷ならびに御 在所山周辺の登山道が崩壊しました.
> また,関連の山小屋も甚大な被害を受けました.特に御在所山裏道では,藤内小屋は倒壊し,日向小屋は土台の半分を削られています.
> 三重岳連や日本山岳会東海支部などの関係者により,藤内小屋などの後片付けへの協力できる範囲で呼びかけも始まっております.
> スカイラインは現在閉鎖されておりますので,冬場のようにゲートから歩くことになります. また,裏道も7-8割崩壊し,簡単に登れませんし,菰野町からは登山自粛の広報がなされております.
  このような状況をお知らせするとともに,当面は自主的な範囲ではありますが,ご協力いただける方は,藤内小屋の後片付けなど,ご支援いただきたいと思います. 依然として,不安定な状態であることにもご配慮いただき,安全に注意の上,ご協力 いただけますようお願いします.
取りあえず、今週末(9月13日(本日)~15日)の支援についての予定が決まりましたので、下記のとおりご案内します。  
         記
> 〔作業日時〕9月13日(本日)~15日午前10時ごろから夕方まで
> 〔支援内容〕主に、裏道登山道の修復と藤内小屋整理
> 〔必須持ち物〕背負子または特大サイズのザック(荷物搬出のため)・・・その他 は、作業等に必要と思われるもの(軍手、タオルほか)をご持参ください。
> 〔その他〕午前8時~昼頃までは担当者がスカイラインのゲートを開けますので、裏 道登山道入り口のトンネル向こうの駐車場まで車で入れます。駐車台数に限りがあり ますので、相乗りでお願いします。なお、作業車両の通行の妨げになりますので、路 駐車はご遠慮願います。時間外等で担当者がいない場合は、冬季同様、ゲートから 徒歩で入山ださい。
  今後の支援活動につきましては、予定が決まり次第配信します(主に毎週末に活動予 定です)。 それでは、できる限りの支援をよろしくお願いします。お心当たりの方にもメール転送等お願いします。
> なお、参加される場合には、くれぐれも安全にご注意くださるようお願いします。