ねんきん特別便来る2008年03月12日

 社会保険庁社会保険業務センターなる役所から「ねんきん特別便」の封書が届いた。これが新聞で見た5000万件というとてつもない年金加入記録もれの調査であった。
 早速中身を読んだ。偽りのない転職歴でもあった。よく読むと4ヶ月の空白期間に気づいた。会社から会社へは空白無く転職してきた記憶があるので年金手帳を見直すと国民年金の4ヶ月が記入もれと分かった。正しく5000万件の一件が見つかったわけである。
 これをもって12日は休暇を取り社会保険事務所に出向いた。午後遅くに訪問した。老人がかなり多いのは当然として相談員と相談者の漏れてくる声を聞くともなしに聞くと職場の名前にちょっとでも記憶がないかと問い詰めていた。もう古いことでもあり大変な作業を垣間見たのだった。かなり待たされて女性の職員が親切丁寧に応対してくれた。記憶でなく記録があるので調査は早く記入漏れを認めてくれた。但し国民年金の部分は65歳からの支給なので当面影響はない。ついでに厚生年金の支給額も調べてもらったりして安堵した。
 帰りには老友のOさんの事務所に寄ったがお休み。まだ明るいので東区にある旧友のOさんの飲み屋に回り道してみた。客はなく開業早々苦戦中とのことであった。
 飲酒運転の法規が強化されて取り締まりが厳しくなった。車で行ってはもう一滴も飲めない時代。酒を提供する飲食業はどこも苦戦のはずである。反対に交通事故の死亡件数は激減したらしい。自賠責保険も死亡保険金が少なくなり保険料を下げるという珍しい事態である。
 人の流れはカネの流れである。地下鉄にうんと近い店でないと苦しい。また友人を連れて飲みに行ってあげようか。