山の店ポカラに寄る2023年06月11日

  6/10は岐阜市で中古パソコンの頒布会に行った帰路、R22を走っていたらふっと山の店ポカラさんを思い出した。以前から一宮や岐阜に行く度に寄りたかったが今日こそは行けると思いナビにしたがって訪ねた。店内の三分の二は山の道具、三分の一は奥さんのコスメと合同店舗になっている。
 品ぞろえは谷川オーナーも言われる通り少ない。都心部の好日山荘、モンベルやアルペン的な店づくりは資金的にも店員配置からも難しい。そこで高難度のアイスクライミングやロッククライミングへのガイド登山も兼務して集客している。オーナー経営者ならではの蘊蓄もウリになる。かといって名山志向の客ならレベルを下げればもっと集客は出来るが店の商品販売促進につながらない。他の量販型の店に行ってしまうからだ。
 Pは4台分あった。生き残っている理由はオーナーの渾身の経営もあるが車で来れることは大きい。
 フェイスブックのFBなのでタイムラインに流れる山行の記録や写真を見て高度な登山を実践している山の道具屋のオーナーとにらんでいた。これから山を進化させたい人はこんな店に通って蘊蓄を聞くのも生きた修業になる。

 若い頃は名古屋市にはこんなオーナー経営の山の道具屋しかなかったと記憶している。団塊の世代の登山者が徐々に引退して層が若返った。彼らはネットからも購入し、量販店に行くから今は絶滅危惧種になったのである。
1 好日山荘は店名がサン・コージツになったり、名駅前から名東区のIC付近に移転したり落ち着かなかったが、今は栄にどんと構えている。
2 IBS石井は名駅前の笹島のガード下の小さな店から栄に大きな店を構えた。IBSが取れて今はただの石井スポーツになった。
3 名駅の駅前アルプスさんもオーナー型の店づくりが成功して、一等地で二転三転して繁盛していた。暖簾を受け継いだ若い人は中区へ、そして西区に移転しているがその後の消息は聞かない。
4 今池の秀山荘
5 金山駅前の金山スポーツ
6 繊維町の通りにもあった。
7 池下にも小さな店があった。