認知症予防・対策のために注意すべき4項目(食事・アルコール・運動・ストレス)2022年09月07日

ソース
https://www.minnanokaigo.com/guide/dementia/prevention/

・糖尿病患者におけるアルツハイマー病の発症リスクは、健常者の2.1倍になる

・高血圧症の人は正常な血圧値の人よりも、血管性認知症になるリスクが2.4倍から10.1倍も高かった

・研究結果によると、生涯にわたってお酒を飲まなかった人の脳の萎縮が最も小さく、逆に大量に飲酒してきた人の脳の萎縮が最も大きかった

・友人が多いなど社会的なつながりのある人は、認知症の発症リスクが70%も減少する

・老人クラブやボランティア活動などの社会活動に積極的に参加し、社会の中で役割や生きがいを持つと、心と脳が活性化することになり、認知症予防にもつながります。

・有酸素運動をすることで、脳由来神経栄養因子が出て新しい神経や血管が生まれることがわかっており、認知症の予防につながると期待されています。

・認知症の方は、最近の記憶はすぐに忘れてしまいがちですが、昔の記憶ははっきりと覚えていることが少なくありません。

昔のことを思い出して言葉にすることで脳が活性化して表情が豊かになり、言葉もはっきと話せるようになるなど、認知症の進行も緩やかになると考えられます。

・家に引きこもりがちになって孤独を感じていると、認知症の進行を早めるリスクがあることは、現代の通説となっています。

そのため、社会的な交流を通じて他人とコミュニケーションを図ることが、認知症を予防するためには効果的。

社会生活の場で他人と交流しておしゃべりすることが脳に刺激を与え、神経細胞ネットワークを活性化できると考えられています。

ご家族と会話する、同じ取り組みや趣味を持つ仲間と交流する、夫婦で共同作業を行うなどの機会を作って、積極的にコミュニケーションを取ることが大切です。

・デュアルタスクとは、同時に2つのことをするトレーニング方法で、電話をしながらメモを取るといった動作がその一例です。

認知症を予防する効果が高いと言われるデュアルタスク、まず動作すること自体が、体を動かす脳機能を活性化させます。

それに加えて課題を達成させるための機能も使うので、思考を司る前頭葉の部分も刺激されます。

洗濯物を畳みながら歌をうたったり、テレビを見ながら料理を作ったりなど、日々の生活のなか多くあるデュアルタスクを今一度見直してみることも大切です。

・認知症を予防するには栄養バランス良い食事を取ることが大切と言われますが、実は自分で料理をするということも、認知症の予防効果が高いのです。

料理をする前には、何をつくるのか、材料はどんな形に切るのかなどを頭で考えます。

その後、実際にお湯を沸かし、その間に野菜を切るなど、複数の作業を同時に行うことで、脳の活性化がうながされるのです。

また、台所での調理は立ち仕事なので、足腰の運動にもなります。

日常の何気ないことでも、意識して身体と頭を使い、認知症の発症や進行を少しでも緩やかにしていきましょう。

・予防として効果的とされているのが、好奇心を持つこと、囲碁や麻雀などの頭を使うゲームに取り組むことなどです。

先に述べた予防法と共通しますが、いずれにしても、好きなことをやって日々を楽しく過ごすことが大切です。

・教室や講座で学ぶ内容はもちろん、参加して他人と交流を持つことも認知症予防として期待できます

・「些細なことで怒りっぽくなった」や「以前持っていた関心や興味を失い、意欲がなくなった」などのチェック項目に応え、もし該当するものが多かったら、一度専門医の診察を受けてみることをおすすめします。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
日本で一番美しい山は?
ヒント:芙蓉峰の別名があります。

コメント:

トラックバック