梅雨明け2018年07月10日

 梅雨明けだ。12階の窓から猿投山が遠望できた。明け易い時期だが朝寝もしておれない。今日は早朝から名古屋観光ホテルに急ぐ。玄関を出るなり汗が噴き出した。桜並木の緑陰を選んで歩く。天白川は濁流からもう平水に戻った。
 ただ、西日本の未曾有の豪雨で死者が多数出ている。行方不明者も多い。堤防は破壊、家、鉄道、道路などインフラが全て壊滅的な被害状況になっている。被災者にはお見舞い申し上げる。
 植田駅から伏見駅へ。ホテルに入ると、席はほぼ埋まっている。今日は蒲郡市長の稲葉氏を招いてのスピーチをうかがう。色んな話の中で、死者は800人、出生数は500人で、右肩下がりの市の経済に知恵を絞っている。中でも魚介類の再生と数値化に感心した。
 ただ単に美味いではなく、ライバル魚の何倍の旨味があるとか、アサリの不作を嘆くだけでなく、海水の成分を厳しく規制しすぎた結果、海はきれいになり、透明度を増したが、アサリは獲れなくなった。アサリが逃げれば観光客も逃げるし、では虻蜂取らずである。そこで規制を緩めるという。水清くして(清ければ)魚棲まず、なのである。
 財務省も蒲郡市に倣うべし。財政健全化のためと称して消費税率をアップすれば消費は下がるのは眼に見えている。国は黒字、民は赤字では何もならない。税率をアップすれば、生活保護世帯は確実に増える。これは国庫からの持ち出しである。
 経営とか経済が上手くいかなくなるのは経営者や為政者が欲が深いからである。最終的にしっぺ返しを食らうのは会社や政府である。歴史の教えるところである。
 我々のマイカーも排ガス規制を厳しくしすぎて車が高価格になったことは否めない。それで普通車は売れなくなった。需要は普通車から軽自動車に移った。ハイブリッド車は補助金(税金)バブルであろう。補助金が切れればさっぱり売れなくなるだろう。
 排ガス規制を緩める、原子力行政の基準も見直すべきだろう。全てが厳し過ぎる。
 観光、漁業に加えて、技術のある企業誘致で経済活性化をはかる蒲郡市の試みが成功することを祈る。
 朝食会の後は会計ソフトの会社に寄ってカタログをいただいた。以前に使っていたソフトでなじみがある。今時はクラウド対応ということで説明を伺った。
 クラウドなら、使用するPCのOSやバージョンアップ、PCにインストールするソフトのバージョンアップの煩わしさが解消する。料金が多少アップするが便利だ。PCの盗難、故障もある。クラウドの良さが認知されると普及が進むであろう。
 朝から炎天の歩道を歩いて事務所に入った。事務所内の雑務を処理。

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