虫干しや余り読まれぬ山の本2018年06月18日

 今日は名古屋商工会議所で面談会のある日。朝食をとって、しばらくしたら、ラジオで地震発生を聞く。時に7時58分とメモした。
 このマンションも14F建てで12Fに居るので、大きく揺れた。しかも何度も揺れが来た。食後のせいか、船酔いみたいに少し胃が気持ち悪くなった。嘔吐まではしなかったがぼーっと時間の経過を待った。
 ラジオは次々と地震の状況を報じた。関西に住む叔母さんが心配になった。時計を見ると10時を過ぎてしまったので急いで身支度して出た。雨の中、小走りに駅へ。名商の会議に間に合わず携帯で遅刻を連絡した。
 面談会では建設業経営の専門家、3名の税理士と会った。最後は先方から面談希望のあった若い税理士さんだった。会話の即応性が良く、仕事で関係が持てると良いなと思う。3時に終わった。
 栄のジュンク堂に寄った。2冊の新書を購入。事務所へ帰った。4時30分になり、上前津へ。
 JACルームで最終的に校正を反映させた支部報の編集会議を行う。記事の割り付け、写真の配置、誤字の訂正されていない箇所の指摘、新たな誤字の指摘など。まだひと踏ん張りしてもらう必要があった。
 隣室では書庫に保管中の山岳図書を虫干ししていた。誰も読んでくれなくてねえ、と一冊一冊を机に並べている。確かにカビ臭い。
 登山者の中高年化が進んで山の本や雑誌は売れなくなった。というより情報収集の手段がインターネット経由に移ったのであろう。ネット情報は便利だが、一覧性がない。 
 その点紙の本は一覧性がある。ネットも紙の書籍に依拠することが多い。紙の本は必要である。本は読むものではない、本は買うものである。備えて置くものである。
 それに登山者の主流は山岳会から旅行会社の商品に移った。山岳会では新人扱いされるが、旅行会社ではお客様になった。知識も受け身にならざるを得ない。であれば読まれなくなるのも道理か。

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