自粛するのか天白川沿いの花見2011年04月12日

 深夜まで赤白の提灯が灯ってきれいな夜景を醸し出していたのに今日は無灯火になって人影も無い。一気に寂しさが優る。この電源は中部電力の営業所の協賛ということに思いが至ってはっとする。
 深夜電力は原子力発電の余剰なエネルギーが生み出す。電力会社も何とか使ってもらおうと広告宣伝してきた。浜岡原発が一般市民にも危険視され始めた今は電力会社もやりにくいだろう。福島県の一角に当面は人が住めない地域を作り出したのだ。いわば日本のチェリノブイリである。
 そこで自粛である。彼方のみちのくの方では十分な暖房もなく避難生活している多数の被災者がいる。天皇陛下は直後からブレーカーを落として電気の無い生活に徹して被災者と思いを同じにせんと努められた由。それを鑑みると絶対無くては困るものではない提灯の灯りなど不用だ。
 昨日は明るいうちから花盛りの花の下で宴会が盛り上がっていて楽しそうだった。遅くになってパトカーらしいスピーカーが何やら叫んでいた。車のナンバーを読み上げたから駐車違反か。早めにブルーシートを広げて陣地を確保して車で食材、コンロなど運んできたから当然駐車違反になる。違法駐車された車が多くてそろそろと走らされたから誰かが警察にクレームを告げたかも知れない。それに宴会と来て食い物だけで済むはずが無いない。飲酒もあるだろう。飲酒運転に先手を打ったかな。
 しかしこれはマナーの問題。余震が続くいまはおのおの注意召されよと、お上の警告と受け止めたい。花見で浮かれている場合じゃないことは確かだ。