山梨/長野・横尾山を歩く2010年11月14日

11/13早朝5時30分過ぎKiとKoさんの2人が来て出発。まだ薄暗い。本郷駅で待ち合わせのKuさんもちょうどグッドタイミングで合流できた。6時過ぎ、東名中央道の通行量は早朝にも関わらず随分多い。今頃がおそらく1年で一番いい行楽日和であろう。
 駒ケ岳SAで休憩のために降車するとひんやりする。涼しさを越して小寒い。一枚はおった。9時20分、須玉ICで出て信州峠に向かう。昨年の学習効果で比較的スムーズに行ける。
 峠には先着車が数台あった。10時20分、すぐに仕度して落葉したカラマツ(=落葉松と書く)林の尾根を歩く。晩秋から初冬にかけての山は落葉してすっきりした森林の広がりがいい。やや急な山道を登りきると周囲の展望が広がる一角に着いた。11時10分、もう少しでカヤトの展望丘に着くはずだが私たちはその一歩手前の岩場で休んでしまった。
 富士山は北面に少しだけ冠雪している。八ヶ岳は普段見る機会の少ない東側からの眺望に見入られる。奥秩父のみずがき山はもう前山でしかない。金峰山以外はすべて無個性の山なみに没している。みずがき山は山麓から仰いだ姿こそ素晴らしく見える。
 また歩くとカヤトの展望丘に着いた。ここはホントに素晴らしい眺望である。しかし休むには寒い気がする。再び360度の眺望をカメラに納めた。さっきと違って南アルプス、中央アルプス、白山、乗鞍岳が加わる。八ヶ岳は益々雄大に聳える。

 冬の靄が甲府盆地の上空を覆う。
 
 丘を辞して山頂に向かうと再び樹林帯に入る。多少の岩場もあって歩きづらい道である。約30分ほどで山頂に着いた。評判どおり眺望は南アルプスに開けているいるのみ。黄砂の影響もあるのか高曇りながら遠望は効かない。寒いので余り長居もできず、往路を下った。
 信州峠からは信州側に下った。まだ2時前なのでコーヒータイムをすることになった。一旦R141に出た。途中で何やらカメラマンがずらっと並んでいる。後で知ったが小海線を走るイベント列車のトロッコ列車を撮影しようと待ち構えていた鉄ちゃん達だった。
 目指す喫茶店は演歌歌手”藤あや子”が経営する「ギャラリー彩(あや)」だ。紅葉に染まる八ヶ岳高原を走り回って大泉駅の南にやっと見つけた。
 彼女の手作りコロッケが乗ったカレー(1000円、コロッケ1つ1300円、コロッケ2つ1500円也)を食べたかったが山頂で昼飯を済ませているので満腹だった。400円也のコーヒーだけにした。今日は他に客2名だけだが14日には熱狂的なファンが全国から80名集って彼女の快気祝いのイベントになるらしい。このお客さんも大阪から駆けつけたファンだった。一しきり彼女の話題で盛り上がって店を辞した。(彼女は6月頃突発性難聴という病気で入院。一時は歌手生命危うしと書かれていたが完治して10/5にステージに復帰済み)
 R141を北上して宿のある北相木村を目指した。

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