飯田街道の旧道踏査行①2023年09月24日

阿智村誌
 仕事か、外出か迷ったが雨でもなさそうだと出かけた。足助、稲武とも混雑するだろうと矢作川沿いに岐阜県上矢作町まで走った、渋滞はないがカーブの連続で疲れる。ラフォーレ道の駅で一休み後R418を初走行した。気になっていた喉の滝は見過ごしてしまった。一車線分の狭い酷道だった。平谷村の交差点で左折。R153から治部坂峠へ。峠の十割蕎麦屋は人気で後回しにすると売り切れになる。少々待たされても天そばを食べた。
 肝心の寒原峠以東の調査で気になっていた一軒家で大沢川右岸の道を聴いたが知らないという。やむなく村道に下ってゆっくり走ると川の方に白いパイプが見えた。降りて探ったら壊れかかった橋だった。林道らしい廃道が上まで続くが深入りは止めた。
 もう少し下ると一軒家があり塩の道の切り口で尋ねた。右岸の道はあるにはあるが、明治27年に開削された恩田井水の橋が架かってはいた。急峻な橋を渡って取り付くと井水の水路があり、検索すると日の入り峠へ流れる水路だった。恩田から6.5kmある。大沢川の両岸を眺めたが旧道らしい道跡はない。これはこれで新たな発見である。
 その後、皇大神社に参拝。参道は長く深く結構上まで登った。また大野の一軒家と最奥の家で旧道の情報を尋ねた。
 曰く、
①熊が多いの注意。鹿の檻に2頭かかって放したばかりという。村では柿の実がなっていたからそろそろ動き出しているのだろうか。
②終点から上流は整備されていない。確かに地形図では堰堤があり、堤高の分だけは旧道も埋まる。
 絶望的になったが再び阿智村の図書館で村史を読んでみた。示された地図を見ると川すれすれに上流に向かい、初沢を渡って899.地点へたどった。一部は村道と重なる。その後も村道の真下と川の間を辿っているようだ。やはり899m地点を探ってみる価値はある。

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