訃報 曽野綾子さん死去2025年03月04日

 曽野綾子さんが2/28に死去。
 知ったのは司馬遼太郎の『街道を行く 濃尾参州記』(朝日文庫)の中で藤田保健衛生大学(現藤田医科大学)のことにふれた文に曽野綾子『贈られた眼の記録』(朝日文庫 1986年)が引用されたことだった。この時馬嶋家は古い時代から続く眼科医と知った。
 早速取り寄せて読んだ。内容は「白内障、中心性網膜炎……失明を覚悟した著者が、奇跡的に視力を恢復するまでの感動の記録。」である。曽野綾子さんは51歳だった。入院先が同大学の付属病院だった。これを契機に作品も読み始めた。作品は小説ではなくエッセイのみだった。
謹んで曽野綾子さんの御冥福をお祈り申し上げます。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
日本で一番美しい山は?
ヒント:芙蓉峰の別名があります。

コメント:

トラックバック