価格が機能を示すテントとツエルト2023年05月11日

 東郷町のララポートに行ってきた。目的はワークマンから発売された1人用自立式テントの視察である。
 ワークマンは作業着の製造販売から今はスポーツ用品の分野に進出してきた。既存の登山用具の製造販売のモンベルやテント等の専門メーカーと競合してきた。それだけ需要が増えているのだろう。
 ワークマンの店舗は3階にある。衣料を中心にアウトドア志向でまとめられている。目的のテントの実物が店頭に展示されていた。見た目は使える。それで4900円ならばコスパは最高に良い。但し、コンパクトにまとめられた一式を持ってみると何だか重たい。重量は2.5kgあった。
 同じ建物内の2階にあるアルペンの登山用具店に回って同じテントを見て見た。他にネットからも見た。

1 登山用具メーカーの老舗のアライテント
https://arai-tent.co.jp/
代表的なエアライズで
重量:1360g(本体+フレーム+フライシート)+エアライズの付属品(ペグ、張り綱)の重量は約220g=1.58kg 57200円(アマゾン)

2 モンベルは今や総合的な山岳用品、アウトドア用品の製造販売で大きなビジネスを展開中である。
https://webshop.montbell.jp/goods/list.php?category=203000
長年にわたり、多くの登山家やアウトドア愛好家から支持されてきた「ステラリッジテント」。本体とレインフライの生地に新開発の素材を使用し、過酷な環境下で真価を発揮する世界トップクラスの軽量性と耐風性を実現しました。独自の吊り下げ式構造が、強風時にも素早い設営を可能にしています。別売のレインフライやスノーフライ、グラウンドシートなど、豊富なオプションとの併用で、オールシーズンあらゆる状況に対応します。
※レインフライは別売りです。(ステラリッジ テント2 レインフライ)
36980円+16500円=53480円(通販)
360g+1.08g=1.68kg

3 中国メーカーから「TOMOUNT テント ソロテント 1-2人用 キャンプテント 二重層 自立式 耐水圧3000mm 通気 防風 軽量 コンパクト バイク アウトドア 登山用 簡単設営 4シーズン キャンピング」
重量:2.3kg。
価格:8990円(アマゾン)

4 ファイントラックは高機能、高品質の衣類で知名度を上げて来た。創業者はモンベルの社員だったから実践向きの商品企画を徹底させている。HPから「「日本の山岳環境で思う存分に使い倒せるテントが欲しい」誰よりもそのことを切望したファイントラックだからこそのモノ創り。 世界に誇る日本ならではの技術を集結させた居住空間には、シンプルの中にこそ感じる、職人魂の高級感があります。」
「軽量でも、山岳環境で求められる十分な強度を備えています。軽量性と強さは本来、相反するものですが、特許製法による骨格構造、先鋭技術を駆使した66ナイロンリップストップ生地が、テントの剛性や耐久性を向上させています。」
カミナドーム2 
重量:1,310g ※ガイライン・収納袋・ペグ8本を含む総重量は1,460g

¥ 74,800 税込

以上
1と2はすでに日本の登山者に愛用されており山岳での使用に耐える実績がある。3はまだこれからの商品である。ワークマンも同様に中国製である。
100g当たりの価格は
1 アライ   57200÷1580X100=3600
2 モンベル 53480÷1368X100=3900
3 中国    8990÷2300X100=300
4 ファイントラック 74800÷1460X100=5123
5 ワークマン4900÷2500X100=196

・数字から結論を導くと総合的な高評価はモンベルになった。軽量というのは登山者にとって最高のサービスである。ありがたい。

・コスパではワークマンになった。実際に見て触ってみるとファスナーがちょっと頼りない気がした。今後、購入者から苦情が出てくるからこれを品質、機能向上にフィードバックするメーカーなら侮れない。

・中国メーカーも価格と性能のバランスがとれている。

・アライテントはモンベルよりも価格が高いことと若干重い。価格差は保険料であり、安心料である。

・ファイントラックはオールシーズンを謳う。コスパは一番悪いが一番安心して買える。