洲河の岳山に登る2023年02月26日

 快晴ながら東海北陸道の一宮付近から御嶽山は見えなかったが恵那山はよく見えた。伊吹山は雲の中だった。美並IC付近で事故があり渋滞。スマホのナビが美濃ICで出よ、というのでR156を走り、羽佐古の交差点を右折。登山口の洲河に向かいました。上洲河までは1車線の狭い道でした。あちこちに廃屋があり小学校の校舎も廃屋でした。寂れた山村は悲しい。ところが上洲河から先は2車線の立派な道になる。
上洲河の手前の岳山は登山口の看板もあって割と地元に愛されているみたいです。
 午前10時から登り始めたが最近は整備されていないせいか枯れ枝が絡まるので歩きにくかった。地形図を見ると分かりますが稜線まで非常階段のような急登でした。しかも中間に岩場があり迂回する桟道もあるが落葉で滑りそうでヤバい登山道でした。約1時間で稜線に到達。見晴らし台もあったが壊れそうな感じで寄らずに直進。2等三角点美山の埋まる山頂はすぐでした。
 展望は皆無なのですぐに下山開始。南西尾根を下ると700m付近の等高線の処から三方向に分かれる。車道につながる真南の谷を下って林道に下りたかったが源頭は岩場になって急ですので右へ迂回して浅い谷を下る。西尾根の鞍部から谷の源頭を絡んで左回りに迂回して林道に続く南谷の580m付近(水線の辺り)に下った。すると幅広い作業道が上がってきていたのでそのまま下った。やがて林道に下った後、車道を歩いて車に戻れた。下山に手間取ったので黒岳は延期。登山口のみ偵察してきました。
 郡上市八幡町洲河の岳山を下山後は黒岳に登る予定だったが13時を回るので延期。R256をドライブ中に念興寺というお寺を見た。30年くらい前に「鬼の首」見学したことがあった。あの時は150円だった。見た感じでは猿の頭蓋骨と思った。もともとは高賀山に出没する鬼なので高賀山の登山口に藤原高光が鬼を退治するモニュメントがある。あれから首を刎ねられてここに供養された。
 上洲河の岳山の下山後黒岳の登山口のみ偵察。郡上市側の厚波(あつなみ)は「1875年(明治8年) - 田平村、厚波村、東野村が合併し、三庫村とな」ってから後に和良村、今郡上市。厚波は人家もあり道も良いが山里から先は林道になる。2km先に古い登山道の道標があららしいが今日はパス。一方下呂市側の厚曽は”あっそ”と読む。訪れて見ると人影がなく廃村の雰囲気だった。かつてはバスも通ったが水害にあったらしい。
 写真の通り登高欲をそそるピラミダルな山容の黒岳が見える。記録は郡上市側の尾根の往復と厚曽の南東尾根の北に沿う沢登りが1件あった。南東尾根は送電線が走り保守路につなぐ踏み跡がありそうな気がする。

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