認知症予防の心得2021年12月31日

・認知症を予防するには栄養バランス良い食事を取ることが大切と言われますが、実は自分で料理をするということも、認知症の予防効果が高いのです。

料理をする前には、何をつくるのか、材料はどんな形に切るのかなどを頭で考えます。

その後、実際にお湯を沸かし、その間に野菜を切るなど、複数の作業を同時に行うことで、脳の活性化がうながされるのです。

また、台所での調理は立ち仕事なので、足腰の運動にもなります。

日常の何気ないことでも、意識して身体と頭を使い、認知症の発症や進行を少しでも緩やかにしていきましょう。
以上
別の角度から
https://www.nikkei.com/article/DGXDZO29854550V00C11A6TCR000/?unlock=1
創造力育成は料理から
心療内科医 海原純子氏
――料理にどんな効果があるのでしょう。

「料理は自分との対話であり、実にクリエーティブなものです。好きな素材を選んで欲するものを作るうちに創造性が呼び覚まされ、表現したいものが次第に見えてきます。料理をきっかけに、絵や俳句を始める人もいるかもしれない。収入や地位といった外的な価値基準から離れてプロセスを楽しむ世界を持つことが支えとなり、自尊心につながります」

・・・・俳句が出てきたのは右脳の発想があるからだろう。以下の言葉は名言です。

「想像力を働かせながら料理をすると、右脳が刺激されます。実はグローバルな仕事をする上で、外の情報と中の情報をつなぐ右脳の働きは重要です。海外の情報を取り入れつつ、日本人としてのアイデンティティーも失わない。このバランスをうまく保つには、右脳を活性化する必要があります」

・・・・確かにその通りなんです。左脳が良いのは秀才が多い。頭が良いだけで外国人と交渉(かけひき)ができない。文明と文明、文化と文化の衝突を考えると右脳が要る。秀才が表に立つとお説の通りになってしまう。いわゆる国際化である。相手国の慣習や文化に合わせることを以て国際化という意味である。本当はそうではない。