他山の石2021年11月22日

 今日は10月以後の山岳遭難のデータを整理してみた。最近多すぎやしないか、との懸念があった。圧倒的に70歳代が多く、しかも行方不明であれ、滑落であれ死亡する確率も高かったので改めて明日は我が身と思った。また登山中の体調不良での救助要請も多いし、心肺停止も増えた。これは登山のブランクが長すぎた影響ではないか。
 他山の石となるように山岳会のブログにまとめて公開した。追加情報をアップするのに時間を置いたくらいアクセスが集中していた。
 11月20日の木梶山登山では下山中に先行していた高齢の男性登山者に追いついた。林道上、ではあったが足が吊って困ったというので、ツムラの芍薬甘草湯を常備しているから上げます、と申し出たがもうすぐなのでと断られた。あの急な尾根の下りで吊ったらしい。件(くだん)の男性は無事マイカーにたどりついただろう。
 山では何があるかわからないし、あっても通信の手段がないと救助活動もできない。登山届も重要である。山中で生き延びることはもっと大事で、まずは充分な水と食料と温かい衣料・ツエルトが必須である。今回は衣料が増えた分ザックが少し重たくなった。膝の痛みも少々残る。

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