病葉や大地に何の病ある 高浜虚子2021年06月24日

振り返るとクマ 登山中の男性が負傷 左足に噛みつかれる 光秀ゆかりの城跡で/兵庫・丹波市
23日午前4時30分ごろ、ご来光を拝もうと兵庫県丹波市の国指定史跡・黒井城跡(標高356メートル)を目指し、登山道を歩いていた市内の男性(66)が、振り向きざまにツキノワグマに左足を噛まれて負傷した。男性は自力で下山。自宅から119番通報し、病院で治療を受けた。丹波警察署によると、左ひざの上を深さ2、3センチ、長さ12、3センチほどのけがを負ったという。
以下略

・・・北海道の熊出没騒動なら珍しくもないが、西日本の熊出没は珍しい。大抵の場合は、晩秋になってどんぐりの実りが悪く熊が飢えてしまうため山里に出没して、人間の食う柿などを食べにくる。これがニュースになる。今年はかなり早い。木曽の夏焼山、飛騨の漆洞山などで熊に遭遇した際は緑色の糞を見た。熊の糞と気が付くのが遅かった。大抵は褐色のイメージだったからだ。漆洞山では至近距離ですれ違ったことがある。緑の糞を見たら周辺に熊が潜んでいると見て警戒するべきだろう。
 ところで、FBの人が兵庫丹波の蘇武ヶ岳に登った際の写真に楓の病葉の写真があった。早くも落ち葉か。赤く色づいている。気温の日較差が大きくなると葉っぱの糖分が赤くなる。そして落葉するのだろう。早すぎる気がする。
 気候が冷夏に向かっているのではないか。穀物の実りにも影響がありそうだ。コメの収穫はどうなるのか。いち早く、病葉と熊が教えてくれた気がする。

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