自転車の前照灯の位置を変える2020年04月11日

前かごの前にセットし直して、点灯しても前方に影がなくなった。
 新しいヘッドライト(充電式)を取り付けて、昨夜、名古屋市内を夜間走行してみた。光量は充分だが、前かごの網に光が当たり、若干影になる。気になる。そこで、前かごの前に取り付けた。エンチヨーで購入したパーツはイレクターパイプ1本、Uボルト2点、Uボルトフレーム2点で合計342円。
 最初は木でやろうとしたが、長いので切断もあるし結構高い。ホームセンターで色々見ている内に、イレクターパイプを発見してUボルトのセットも見つかり、これで使えると判断した。古い位置のブラケットを外し、イレクターパイプに付けなおす。ライト付きのパイプを前かごにセット、Uボルトを網に通し、フレームの穴に合わせる。突き出たボルトをナットで締めて固定。最後はスパナで増し締めして完成。

とりめし2020年04月12日

出来上がり。ひねどり特有の味とこくがあり、ごぼうの香りと相まって、箸が進みます。レトルト製品もそれなりですが、手前味噌ですが、一味も二味も違う。
 4/4付の中部経済新聞の高浜市魚松のとりめしの記事で無性にとりめしを食べたくなった。高浜とりめし学会のHPに「卵を産まなくなった廃鶏(成鶏)を食べる文化が始まりました。その代表的なものが「とりめし」です。
 廃鶏は硬い肉なので、薄くスライスすること、たまりと砂糖で水を使わないで具を炊くこと、炊き込みでは無く混ぜご飯にする、具材をとり脂で炒めることなどの特徴を持っています。

 鶏肉は、たんぱく質が非常に多く含まれ、低カロリー、そしてビタミンA、B群も豊富なため、こどもからお年寄りまで安心して食べていただけます。

 手軽でおいしく、そして鶏の栄養がたっぷりとつまっているのが、高浜の「とりめし」なのです。」との能書きがあり、いつもは市販のレトルトで手軽に作る炊き込み御飯ではなく、混ぜご飯を試みた。

 もともと、三重県の片田舎の農家生まれなので、子供のころから自分の家の鶏をつぶしてごちそうとして食べていた。 山梨県の俳人の句に

鶏むしるべく冬川に出でにけり  飯田龍太

があり、私も子供の頃、父の言いつけで川原に出て、鶏の羽をむしったことがあった。年の暮の晦日蕎麦に具に一羽の飼い鳥をつぶしたのである。この俳句は体験そのものである。

 法事があると大量にとりめしを炊いたからその味覚は体に染み込んでいる。特に津市一志町波瀬の味が旨い。何年か前、椿大社にお参りした時も迷わず、椿とりめしを食した。美味しかったので、レトルトも買った。スタッフにこの味は波瀬の味にそっくりや、と言ったら、そりゃそうや、厨房の人は波瀬から来ている、というので笑った。先祖からのとりめしの作り方をアレンジせず守り通してきたのである。
 高浜市と椿大社の違いは、高浜市のは具がごぼうと鶏肉だけでシンプルになのに対し、椿のはニンジン、油揚げ、こんにゃくなども混ぜる。
しかし、どっちも旨いことに変わりはない。

花の雨さすらいもせず自粛かな 拙作2020年04月13日

 終日雨模様、深夜にはぼんぼりの灯も消えた。外に出ることもなく、窓から眼下の桜並木を眺める。チャイナウイルスの感染拡大防止のために国県を挙げて外出、通勤すらも自粛中である。特に繁華街、歓楽街はクラスターになりやすいので休業が相次ぎ、人並みが消えた。まずは人に会わないことが肝心の国是。

北アルプスの山小屋はGWの期間中営業休止2020年04月14日

 北アルプス山小屋友交会所属のゴールデンウィークの営業を予定しておりました13 施設では、新型コロナウイルス「緊急事態宣言」発令を踏まえ、5 月 6 日までの間、宿泊営業を休止いたします。尚、今後の状況により、休止期間が変更になることがあります。ご理解賜りますようお願い申し上げます。
  宿泊営業以外の項目については下記のとおりですが、内容の変更や縮小など通常とは異なる対応となります。また期間も変更となる場合があります。下記情報は、ゴールデンウィーク営業予定の施設のみの情報です。
以上

 というわけで、チャイナウイルス禍は北アルプスを目指す登山者にも大きな影響を与える。しかし、自力で登山することを禁止したわけではない。昔ながらのテントをかついでいく場合は許されている。それも自粛の範囲といえばそうだが、絶好の春山登山の機会を見逃すわけにはいかない。但し、事故は常に留意するのは当然であるが、コロナ禍の最中で事故になると社会への負荷が大きい。慎重な判断が以前にも増して求められる。

亀鳴くや感染経路知らで過ぐ 拙作2020年04月15日

 日毎に増える感染者数とチャイナウイルスで死亡する人。地下鉄の吊り手、手すり、喫茶店、レストラン、集会室、など三密の施設などで知らないままに感染してしまう怖さ。志村けんもあっという間に死亡してしまった。
 一説にはダイヤモンドプリンセス号には感染した中国人が横浜から乗船し、香港で下船した。同船は横浜港へUターンする帰途で多数が感染してしまったらしい。
 3月には中国人と韓国人は入国を禁止する措置をとって一安心したが、実は4月以降も数十人の中国人が入国してたらしい。彼らの中に感染者がおれば、どんどん感染拡大する。東京都で感染拡大が止まらないのはこのせいかも知れません。
 中国人には日本の法の適用は利きませんから勝手に行動しまくっている。それは同時に感染拡大につながる。5/6までは70~80%人との接触を減らせよとのお達しで、日本人は従順に守る。このつらさが功を奏する日は来るのだろう。散髪に行くことすら恐れおののくのだが・・・。

名古屋の歴史ポタリング2020年04月16日

尾陽神社
 今日は中区丸の内の事務所へ自転車で行きました。ファックスや郵便物、投函などの整理のためです。4時頃に出て、瑞穂区の山崎川沿いの道を走りながら路地を抜けて、途中、荒畑駅付近の尾陽神社に立ち寄りました。境内には管理人が1人いただけ。トイレも感染防止のためか閉鎖中でした。

 御祭神は天照大御神、家康の九男で初代名古屋城主の徳川義直、尾張藩の最後の殿様だった十七代藩主の徳川慶勝。慶勝は朝廷派(尊王攘夷)でしたので、薩長の兵隊をだまって江戸へ下らせています。幕府を守る立場の佐幕派は切り捨ててしまいます。これを青葉松事件と言い、その記念碑は名古屋城内にあります。
 15代将軍の慶喜は天皇家の血筋も引いている。こうすることで徳川の治世を終わらせたかった。黒船で世界史に登場した日本は徳川幕藩体制では対処できないと考えたと思います。
  中央集権、立憲君主へと導くべく、自ら徳川時代を終わらせたのです。
よく似た事件として、ロシア革命前夜、スイスに居たレーニンはロシアに向かうのですが、どうしても敵対するドイツを通過します。この時、封印列車としてドイツはレーニンをロシアへ通過させています。ロシアの混乱はドイツの利益という打算だったようです。後に帝政ロシアはソ連になります。

 帰りは山崎川沿いの桜を見ようと思ったですがもう終わってしまいました。天白川沿いの桜並木も終わりました。

じゃがいもとひねどりの甘辛煮2020年04月17日

 スーパーで小さめの新じゃがいもを買ったので、今日はそれをきれいに洗って皮付きのまま油で揚げた。洗って表面の水分は布巾で拭いて水気を取っておく。油は多めに入れて、時々転がして均等に火が通るようにする。じゃがいもは箸を突き刺して通れば柔らかくなった証拠である。次はひねどりを細かく切って炒めた。鶏肉に火が通ったところで砂糖、醤油で味をつけ煮含める。煮汁にとろみがついて甘辛い味が出れば出来上がり。

”断捨離”考2020年04月18日

 チャイナウイルス禍の渦中にあり、政府は感染拡大防止に躍起になっている。曰く、外出の自粛、三密の回避だ。要は何もしないで、人に会わずに居ってくれ、というのだ。それでスマホを日がな一日眺めている。

 すると、この時節とばかりにやたら目につくのが「断捨離」の広告である。昔は辰巳渚さんの「捨てる!」技術 (宝島社文庫) が話題になり130万部も売れた。2003年のことである。
 ウィキペディアによるとそれから3年後の2009年にやましたひでこさんが提唱したとあった。辰巳さんの名前はそこにはない。あれから辰巳さんは2019年6月に交通事故死された。今はやましたひでこさんが一人頑張っている。
 さて、スマホのDVDの売り込みのイラスト広告は家中にモノがあふれて片付けられない状況を示している。この状況を打破するためにDVDを買って学んでくださいね。というのだ。2980円を980円にします、と。
 たしかにモノがあふれたイラストを見せられるとかなりオーバーな表現だが一面の真理はある。しかし、疑問なのは、そんなにあふれるまで何でモノを買い込んじゃったのか、だ。

 おそらく断捨離の対象者の多くは女性でしかも主婦層かも知れません。主婦層は家庭の消費財を買うためでいわば企業ならば仕入れ、購買部門です。その前段階のOLはおカネを持ち、購買意欲にあふれています。
 食品スーパーはともかく総合スーパー、デパートはその構造を考えると、消費の構造が良く分かります。主婦らの欲望に合わせて設計されているわけです。
地下2 生鮮食品、おそうざい、いわゆるデパ地下
地下1 土産物
1F 化粧品、ブランド品
2F 女性下着
3F 婦人服、装飾品(宝石、真珠、ネックレスなど)
4F 紳士服、カバン、
5F 家電、PC、スマホ、書籍
6F 和服、和装具、
7F 家具、キッチン、台所用品、
8F 催事場
以上が大体のイメージです。人生で消費するモノの体系です。

 断捨離の対象になるモノは1Fから3F売り場が断然多い。5F以上は耐久消費財なので高額で動きにくいし固定しやすい。断捨離の最たるものは衣服類ではないか。とくに流行が変化する女性用品である。

 断捨離を考える前にまずやることがある。資本主義社会は商品生産の自由競争の元に次々消費を促す。良いものであっても陳腐化して、消費者に買い替えを促す仕組みがある。労働者はまた消費者である。賃金は消費するために与えられる。

 それは広告である。欲望を刺激してそれがないと何だか人生の質が高まらないかの錯覚を与えるようなコピーを考えてくる。売れないと在庫が積み上がり最悪は倒産する。
 政府、行政はメーカー保護のために、環境対策と称し、補助金など付与して消費者にインセンティブを与えてまでも今乗れる車を捨てさせてでもプリウス(代表として)を買わせたがる。
 そして毎日のように消費財の広告が押し寄せてくる。消費者は十分機能を使いこなせないまま次の商品が出てくる。対ぎ次に買わさせられる。

 だから断捨離の断は広告を断つことなのだ。購入を断って、今あるものを大切に使いまわし、最後にボロボロになってから捨てる。

 鶏肉の買い方1つとってもいろいろある。若鶏はほとんど味が無いから塩コショウなど調味料で味をつけて食う。名古屋コーチンなど銘柄鶏は美味しいと思われるが単価が高く、専門店の他、スーパーでは置いてないことが多い。親鳥(ひねどり)は散々卵を産まされて身も硬くなった鶏肉だが味は良いし、単価も安い。
 親鳥(鶏肉)こそ
卵を断ってからも
肉は捨て値で売っている
断捨離の象徴である。

1 テレビを見ない。テレビを持たない。TVの新製品の広告を見ない。

2 新聞を購読しない。購読が止められない場合でも折込広告は読む前に捨てる。

3 インターネットでモノを買わない。多くはカード決裁なので金銭感覚がマヒしやすい。今時は使い込んでから調べたら良い。

 三か条を実践すれば断捨離は自ずと出来る。但し資本主義社会が壊れる。だから企業は大きな市場を常に狙う。この生産と消費の循環の中にわれわれは生きている。

給付金詐欺か?2020年04月19日

 チャイナウイルス禍で世界中が外出禁止、国によっては都市閉鎖まで起きた。日本は安倍首相のもとで自粛の要請があり、それに従っている。もうすぐ終息を迎えると期待する。
 ところで、日本国民に10万円を給付することが決定した。その給付方法にはまだ議論中というのに、さっそく詐欺の情報が入ってきた。

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 これは良く見るといかにも詐欺の文らしい。お客様の所在確認と書きながら後では、国民の皆様になっている。10万が円が落ちている。アクセスください。と、して、が抜けている。給付、配布、お渡し、など表現がバラバラだ。「適正な手続きを行わせていただきます。」とこれも変です。代わりに手続きします、という文脈である。手続きは自分でやることなのである。振込先や住所、電話などを聞き出そうとする手口なので注意するべきだ。

野道行く霧しょんべんの春の雨 拙作2020年04月20日

 栄養はたっぷり、睡眠時間はたっぷりであるが、運動が足りない。それで近くの用足しはなるたけ自転車で行くことにしている。今日は鶏卵の在庫が切れたので日進市農協本店に買い物に行く。幸い小止みになった。天白川沿い沿いの道は車も走るが、サイクリングロードになっているので走りやすい。
 道端にはアブラナ科の菜の花の黄色が群生している。目の前を小動物が走り抜けた。よく見るとイタチである。こんな農村地帯にもイタチがいるのか。写真家のKさんはたぬきを撮影している。あまたの鳥類も生息している。これからはもっと花々がさきほこるであろう。
 日進農協は度々米を買ってきた。玄米を買い、5分づきにするためだった。生鮮野菜もかうようになった。特に鶏卵が美味しそうに売っている。ワンパック購入。レジに行くと透明のビニールで仕切りがあり話の際に唾が飛ばないようにしてあった。こんな小さな店でも感染拡大対策はしっかりしている。
 帰路は農道を辿る。すると小雨が降ってきた。小降りというほどではないがヤッケが少しにじむ程度である。帰宅する頃は霧しょんべんみたいになった。このままではまた降ってきそうである。往復約15kmは走り、背中に少し汗をかいた気がする。体温の上昇は免疫力の向上につながる。コロナ禍をぶっ飛ばせ。