北鈴鹿・阿弥陀ヶ岳撤退2019年11月17日

 関ヶ原ICを出てR21を醒ヶ井養鱒場交差点まで走って左折。上丹生の二股で左折。今年4月には工事中で入れず、急遽霊仙山に切り替えた。それはそれで良かったが登り損ないのままでは気になる。ヤマビルの多い時期を避けると今時がベストである。ただし短日なのでこの山だけに絞る。
 金山駅前を7時30分に出発、登山口には9時過ぎに到着。2台の先行車が止まっているがすぐ奥へ走って行った。われわれは左折して林道沿いを走り登山口を探すがない。最初の廃施設の左手からの踏み跡を行くしかなさそうだ。
 良い感じで登れたが廃道になり、段々に急斜面になる。しかも昨夜からの雨でぬかるんでいるので滑りやすい。踏み跡は下部だけですぐ鹿の獣道らしい跡をたどる。急斜面に落ち葉が積もり神経質な登りが続き、結局滑落の危険を感じて中途で撤退することとした。1時間ほど彷徨っただけである。
 クルマに戻ってさて、と時間はあるので柏原宿の観光にした。徳源院まで行き、近江百山の清滝山の登山口を確認後、中世のお公家か、北畠具行の墓地を訪ねた。この山道は東山道らしい。柏原宿は中山道だがそれより古い街道もこうして残されているのは歴史を大切にする滋賀県らしい。
 柏原宿の歴史資料館の休憩所で喫茶。この家屋は漆の商売で財をなした松浦姓の商人の商家だったのを米原市が買い取って観光施設に活用した。この店の水はすこぶるうまい。何杯もお代わりした。うまい水でコーヒーを淹れるから尚うまい。おそらく近江米もうまいだろう。
 まだ時間があるので湖北・高月町の歴史資料館に行き、雨森芳洲の企画展を見学した。滋賀県は明智光秀のゆかりの地の掘り起こしと雨森芳洲の顕彰にこれ務めている。歴史ファンにはたまらない。
 来週は韓国人による「韓国から見た雨森芳洲」の演題で講演会が開催される予定だ。阿弥陀ヶ岳を午前中にさっさと登り、午後は講演会へと掛け持ちで行きたい。朝7時出発なら12時までに降りてこれる。忙しいが何とかなるだろう。

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