山岳会の例会2019年08月07日

 今夜は19時から山岳会の定例会だった。暑い時期で集まりが悪い。ビールパーティでもやらないと来ないだろうな。それでも朗報はあった。約30年前の会員が復会してくれたことである。Sさんといい豊田市の人だが、本人の顔を見ても失礼ながら記憶がない。元より忘れっぽい方だが追々昔話をすれば記憶を取り戻すだろう。何でも2017年のNHKの「ゆる山へGO」を見たらしい。それが私の顔だったので復会の契機になったのだろう。
 もう一人はブログを見て例会見学の希望だった。50歳代半ばの女性でやっと子育て期間が終わったので登山を再開するらしい。最後の子が40歳くらいとするとちょうど高校生になったころになる。もう精神的には同等になる年ごろだ。
 しかし今も別のちょっと大きな会に所属中らしいのであくまでも見学にとどめるのだろう。ハーネスなどの道具は持っているので若いころは活発に活動していたのだろう。
 我が会は今20名ほどでよく言えば小回りが利く。但し大規模なイベントはできない。大きくなれば運営が旅行会社みたいになっていく。新人が入れば同じ山に何度も何度も入れ替わり立ち代わり連れてゆくことになる。そんな会にはしたくないしで、山岳会運営はいつも悩ましい。
 かといって気楽で自由なな単独だとモチベーションが中折れしやすい。いつしか登山回数が減り、加齢すると近頃よくある心筋梗塞により山中で病死になりかねない。
 会員数20名から30名がゆるやかな結束のもとに自分なりの山を楽しめばよいではないか。インドア、アウトドアのクライミングサークルも生まれて活発化している。何でも試みに参加してくださいと、見学者にはそんな趣旨の説明をしておいた。縁があれば嬉しい。