添へ書きによぼよぼとある賀状受く2018年01月04日

 年賀状を新たに購入して返礼を書いて投函した。今日でほぼ終わっただろう。今年は1/7以降はプラス10円だそうな。
 あらためて年賀状を読み直すと年長の友人からよぼよぼと添え書きがあった。90歳に近づくとそんなことになるのだろう。年はとりたくないものだが、やむを得ない。
 気力で生きる。だから何か夢を持ちたい。終生終わらない仕事を抱えるのが良い。 
 そうだ、徳川家康の遺訓を思う。
「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え。
勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。
おのれを責めて人をせむるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。」
 家康は論語を学んだという。その学殖が滲み出ているような遺訓である。特に堪忍は無事長久の基というところ。出番を待つこと。一生昼行灯で終わるかも知れないが・・・。