みよし市の福谷(うきがい)4等三角点へポタリング2017年08月27日

 朝5時50分、ベランダに出るとちょっと涼しい。とりあえず自転車に乗った。行く先はみよし市の福谷の三角点106.8mだ。
 天白川左岸のサイクリングロードを走り、日進市に入ると心なしかひんやりする。半袖では少し寒いくらいだ。空を見上げると東は雲が高く、西は掃いたような白い雲が浮かんでいる。北からの冷気が流れてきたんだろう。自転車で走る限りは新涼の季節になった。
 帰宅後、天気図を見ると
「本州付近は、朝鮮半島に中心を持つ高気圧に覆われています。また、前線が本州の南海上に停滞しています。東海地方は、晴れまたは薄曇りとなっています。以下略」とあった。
 県道58号を回避して、田園地帯の農道を行く。「まほろばや日進の田に余り苗」と詠んだ初夏のころから今はもう初秋になり、早い品種のイネは色づいて頭を垂れている。コシヒカリ系のミネアサヒだろうか。天白川の川瀬には白鷺がたたずみ、何やら餌をとっている。
 宮前からも田園地帯を突き抜けて、米野木丸山の交差点で県道58号を横切り、東名高速の下をくぐる。信号で左折して愛知用水の側道まで行き、管理道路を走り、県道231号に出合、黒笹まで走る。駅を左に見て、長い坂を登り、地形図で分れ道を探る。
 ゴルフ場への道に入り、道なりに走ると三角点に直行のはずだがそうは問屋が卸さない。何と未舗装になり、浅い谷間に入り込んだ。道を直進すると草深くなり会社のもの置き場で行き止まりだ。引き返して左折、今度は舗装になり、左折すると一軒家でまた行き止まりだ。戻って直進するとまとまった家並みが現れた。県道231号に出て県道54号に左折、ゆったり登る。
 左へ細道を走る。黒笹27号窯跡なる遺跡があった。半周してみたが明瞭な踏み跡はない。三角点の北のコブとの間が谷になっているので探ると果たして踏み跡があった。途中で怪しくなり、適当に高見を目指した。地形図通り平坦な山頂を歩き回って三角点を見出した。展望はない。
 帰路も適当に下って自転車に戻った。次は福谷御嶽神社を目指したが参道入り口が分からず、福谷城跡に変更。急坂をこぎながら城跡まで走った。ちょっとてこずったために既に9時になった。
 帰路は東海学園まで走り、往きに入り込んだ道で一周したことになった。愛知牧場ログテラスにより美味しいモーニングコーヒーを飲む。濃厚なクリームミルク、カスピ海ヨーグルトなどを平らげて帰途についた。