絶景!上臈岩からの三ッ瀬明神山2017年03月04日

上臈岩から眺めた三ッ瀬明神山
 締切日を気にしながらガイドブック制作も佳境に入った。写真の整理中に気付いたのは宇連山の全体を収める全景写真がない。うわっと3/3に出かけた。新東名高速道路の新城ICから県民の森へ行く。
 駐車場は平日とあってガラガラだ。モリトピアのPから歩き出す。大津谷林道は途中で伐採作業中のために右岸側の歩道に迂回した。林道に戻るとすぐに195m地点の林道分岐だ。
 高度計では215mなのでまだ低気圧が抜けないのだろう。午後になるともっと晴れる気配だ。名古屋でもフロントのワイパーを一かきした。現地でも路上はまだ濡れているから上がったばかりだった。
 シュートン沢という不思議な地名のある林道に分け入る。地形図ではまだ破線路だから整備されたばかりだろう等高線の高まる220m付近まで続いて山道に入った。ところが鉄製のメッシュの階段が続いているのには驚いた。初見である。それだけ急坂であった。右の沢から激しい滝の音が聞こえるでもないが急である。
 30分ほど登ると東尾根に着いた。軽く汗をかいた。一休みして東へ尾根を歩いた。北尾根東尾根の看板がある。上臈岩へは左折する。しっかりした踏み跡と太い赤テープが巻いてあって、浜松のGAKU双の案内図までぶら下がっていた。知る人ぞ知る秘峡のようだ。
 展望のない痩せ尾根を下るが中々着かない。辛抱して下ると馬の背という白砂青松の絶景ポイントに着いた。素晴らしい!三ッ瀬明神山の山容である。赤テープはまだ先もあるので行って見るとついに岩の突端まで来たようだ。
 地形図の456の独立標高点で、確かに岩の記号がある。岩登りや沢登りの好きな人は岩記号即ち毛虫を地形図から探し出すらしい。沢ならゴルジュがあるということである。それにしてもロッククライミングの現場ならボルトの類の1本でもありそうだが見つからなかった。余り知られていないのだろうか。馬の背からまだ先に薮道があったが、今日の目的は宇連山の撮影ポイント探しなのでここで引き返す。
 北尾根東尾根まで戻ると東尾根を南下。三角点を過ぎてアップダウンすると東尾根の展望台に着いた。領家変成帯の露岩からの宇連山の絶景のポイントであった。ここから若干下ると中尾根へ右折。この尾根も領家変成帯の露岩が痩せ尾根となって続いた。キャンプ場へ下った。モリトピアはすぐだ。