霧閉ざす小川路峠への道2014年10月05日

ゲートの近くに立つ小川路峠への案内板
 最初の目的は飯田市の小川路峠だったが霧が立ちこめて撮影条件がよろしくない。降雨率ゼロ%には違いないが、だまされた気がする。東シナ海に熱帯低気圧があるとこうも上昇気流の影響を受けやすいものか。長野県南部は太平洋の気流が天竜川を溯って最初に冷気を受ける地域なのだろう。昨年も撮影に難儀したことを思い出す。
 おまけに以前はなかった獣避けの金属柵が設けられて立入りがたい。鍵は開いていたので入ってみたが地元の人らが仕事で入っているのだろう。用が済むと施錠して立ち去ることになるので袋小路になりかねない。それに人が入らないから路面は良いが頭上からの枯れ枝が下がり走りにくい、というわけで1170m付近で撤退した。
 ただ、観世音堂のある一番観音は水場を設け、東屋を設置して、整備されていた。スン坂も地元の小学校辺りが歩いているようだ。それは良いことである。スン坂のスンは、愛知県額田町の寸五郎坂の寸と同じだろうと想像する。屋根の勾配の用語で10寸で5寸上がる勾配という意味。馬に登らせる山坂としては急勾配である。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
日本で一番美しい山は?
ヒント:芙蓉峰の別名があります。

コメント:

トラックバック