無事で良かった!奈良の中学生らの遭難騒ぎ ― 2012年08月14日
奈良県東吉野村の台高山脈の一角にある明神平で、11日から12日にかけて、登山とキャンプの合宿をしていた大阪の中学生ら12名の行方不明事件は、14日無事発見された。良かった。人数が多いのに引率教師は2名と手薄だったので心配された。
この周辺の道は全てトレースしているのでどこで迷われているのか、と思っていた。道迷いの場所は下山ルートにとった大又への道の途中から南へ入った辺り。薊岳周辺らしいが詳細は不明。崖の上で、立ち往生したものらしい。谷に迷い込んだのか。天気が悪く、視界が良くない状況だったという。
国土地理院の地形図でチエックすると、尾根通しなので迷いやすい箇所はない。想像の域をでないが、大鏡池周辺は、三角点のある高みを迂回するか、踏んでから戻ればいいが、平らな地形は迷い易い条件を備えている。しかし、道があっても気象は人間を狂わせるので、注意が必要だ。元々、台高山脈の周囲は自然林に変わって、植林化されて枝道も多く、道迷いし易い地形が多い。
私も伊勢辻から大台ヶ原まで単独で縦走したが、3箇所で右往左往した。迷ったルートにも赤テープがあって多くの人が不用意に残して行くからだろう。山が中途半端に大きいので縦走路も山頂を迂回するように付けられている。うっかり、山頂を踏んでその先にも道があると思ってゆくと怪しくなり、道に迷ったと気付く。戻ることによって踏み跡も濃くなる。それがガスが出ていたりするとそのまま進んでしまうのだろう。
今回は崖の上に立ってみて、初めて道に迷ったと気付かれたようだ。そこでビバークしたのも正解だった。子供たちにも、山の恐さを知る、いい訓練になったのではないか。
この周辺の道は全てトレースしているのでどこで迷われているのか、と思っていた。道迷いの場所は下山ルートにとった大又への道の途中から南へ入った辺り。薊岳周辺らしいが詳細は不明。崖の上で、立ち往生したものらしい。谷に迷い込んだのか。天気が悪く、視界が良くない状況だったという。
国土地理院の地形図でチエックすると、尾根通しなので迷いやすい箇所はない。想像の域をでないが、大鏡池周辺は、三角点のある高みを迂回するか、踏んでから戻ればいいが、平らな地形は迷い易い条件を備えている。しかし、道があっても気象は人間を狂わせるので、注意が必要だ。元々、台高山脈の周囲は自然林に変わって、植林化されて枝道も多く、道迷いし易い地形が多い。
私も伊勢辻から大台ヶ原まで単独で縦走したが、3箇所で右往左往した。迷ったルートにも赤テープがあって多くの人が不用意に残して行くからだろう。山が中途半端に大きいので縦走路も山頂を迂回するように付けられている。うっかり、山頂を踏んでその先にも道があると思ってゆくと怪しくなり、道に迷ったと気付く。戻ることによって踏み跡も濃くなる。それがガスが出ていたりするとそのまま進んでしまうのだろう。
今回は崖の上に立ってみて、初めて道に迷ったと気付かれたようだ。そこでビバークしたのも正解だった。子供たちにも、山の恐さを知る、いい訓練になったのではないか。
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