冬仕度2011年12月12日

 子守柿もようやく1つのみ残る。桜紅葉も盛りは過ぎて、銀杏の冬もみじも残りわずかな黄葉を残す。天白川の流れも淀み、いかにも勢いのない冬の川の風情がある。
 やや小寒いが初冬にしては暖かい今日、正午過ぎにやっとスタッドレスタイヤに履き替えた。約1時間ほどの力仕事。16インチもあるタイヤを自力で交換できる力はいつまで続くかな。
 ついでにベランダも整理する。台風で敗れた鳥よけネットの補修、溜まっていた新聞も整理整頓する。
 隣の部屋の住人が亡くなって、今日から改装工事が始まるようだ。先だってから旧住人の荷物の搬出が始まっていたがどうやら買い手がついたようだ。それはもう膨大な量の荷物であった。いつもは電灯が点くが今日は点かないのでもしやとある人が届けて孤独死されていたのが分かった。遺体はすぐに警察によって収容された。荷物はそのままになっていた。
 死後を考えると整理できることから始めねばなるまいと思う。人生の冬支度か。しかし、極端に減量した友人の話ではサイズの合わない古い服もやっぱり残しておけ、というアドバイスを得た。しばらくは箪笥の肥やしを覚悟するか。

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