宝達丘陵・宝達山ドライブ登山2011年10月12日

 10/9(日)所属する俳句結社の年次大会に参加した。場所は富山市。かつては山岳俳句で知られた前田普羅の主宰していた拠点だった。
 現在では山の俳句を作るものは少ない。むしろ登山愛好家が多い都会の結社の方が同好の士が多くて励みになるだろう。しかし、そこは昨年千号に達した伝統の会である。小規模な結社であるが今も初代主宰の遺志を継承していこうとするスタッフに支えられている。
 13時から厳粛に進行したが主宰の縁者の葬儀ということで急ぎ足で講話を聴きつつも、後の式は中断しての帰還となった。止む無し。編集長が代わって、進行された。後の懇親会も無難に終わり、ホッとする。当日夜はビジネスホテルで1泊。

 10/10(月)は7時宿を出発。R8、R415を走って、R159に出てから宝達志水町の入り口を探す。大きな看板に従って舗装されているが狭い山岳道路を登る。目の前にアンテナが林立する頂上へもまだ道が続くので行くと小さな駐車場に達した。
 車を降りるとすぐそこに1等三角点637mがあった。宝達丘陵の最高峰、宝達山だ。近くにはブナ林も残る。
 白山と北アルプス方面に山並みの案内板があるがあいにく天気が良すぎて霞む。縁起がいい山名だ。江戸時代には金が算出されてこの名前があるとか。
 今はアサギマダラが渡りの途中に立ち寄る山として知られ、蝶々の愛好家は9月のシーズンに登ってきて、捕獲し、マーキングするらしい。道理で立派な駐車場やログハウスがあるはずだ。今年は1000匹以上にマーキングしたんだとか。東南アジアへの長旅の途次、別の土地で捕獲した情報を交換しているという。
 
 そのまま同じ道を下る。金沢市を経由しながらR8を走る。今庄からはR365に行き、木之本へ出て、二車線の新道R303で揖斐川町経由で名古屋へ帰る。R303は例のダム堰堤上のルートから吊橋経由に変更し、立派な高規格道路になった。山岳路ながら交通集中することの多い、関が原を回避するエスケープルートになる。
 道の駅でひょっとするとW君、F君らの千回沢山の帰路にばったり出会うことを期待したがちと早すぎた。
 10月や嬉し悲しの誕生日

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ヒント:芙蓉峰の別名があります。

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