山吟! ― 2011年05月20日
何でこの黄金の深き山吹草
道のなき山の中なる一人静
二輪草一輪草も咲きにけり
二輪草薄紅色の頬染めて
春竜胆光を浴びるために咲く
雪残る根尾能郷のお岳山(能郷白山)
頂上やみな腰曲げて蕨採り
道のなき山の中なる一人静
二輪草一輪草も咲きにけり
二輪草薄紅色の頬染めて
春竜胆光を浴びるために咲く
雪残る根尾能郷のお岳山(能郷白山)
頂上やみな腰曲げて蕨採り
登山と自然を愛して四季の山歩きをしています。その見聞を綴りました。又、登山や自然に関した俳句、写真、書物、人などのことも折々書いていきます。
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「悪天候は人を死地に追い込むためにあるのではないということである。厳冬1月も寒冷さ、風雪の狂う高所では、人の生存を拒否しているようであるがそこへ登ろうとするものは、それがどのようなものかは、すでに分かっているはずである。また、それに立ち向かう自由と、さける自由は登山者自身に許されている」
「その五体を安全に守ってくれるのが、山の常識であり、山の技術である。知識だけではなく、ことにのぞんで反射的に行使されるまでに身についていなくてはならない。それは何も高度な技術を要求していない。要するに山での危険というものは、山にあるのではなくて登山者自身にのうちにある、ということを、はっきり知っておくことである。」
東海銀行山岳部「さすらい」2号(昭和38年)の寄稿から
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