タイヤ交換2011年05月15日

 キャラバンは便利な車である。視座が高く、両脇の車両感覚も把握し易い。たまに乗るプリウスのバックは恐くて仕方ない。セダンタイプを卒業してから20年以上は経過。
 ところが唯一つのネックは年2回のタイヤ交換だ。冬はスタッドレスに交換し春には夏タイヤに履き替える。ベランダに保管してあるがこれが最近は大変重く感じるようになった。4本を換えると冬でも汗が出る。
 今回はタイヤのホイールをアルミ製に更新した。8年前にある量販店で購入したスタッドレスタイヤがホイールのみハイエースの適合品と分かった。ほんのわずか車幅をはみ出すのだ。
 最近はピットをもつカー用品店も厳しくなって少しでも車幅からはみ出すとオイル交換、バッテリー交換もしてくれなくなった。聞くと当局の指導らしい。以前はどんどん宣伝して売っていたくせに掌を返すごとき態度。どこへ行っても断られるので適法なサイズのホイールに一新したわけだ。
 違法を認識して販売したなら損害賠償を請求したいくらいだが当時の伝票などあるわけもなく泣き寝入りだ。どうせ更新するならとおしゃれなアルミ製にした。見た目にはランクアップしているから不思議。
 3.11以来、試みにネットでマイカーの市場価格をチエックすると12万キロも走った車が最高で50万の査定が付いた。ディーラーのセールス氏は査定ゼロだったから中古車市場は品薄で逼迫しているのだろう。更にランクアップするだろう。
 加えて前車の時代に買って継続していたソニー製カーオーディオも更新した。オートチエンジャー付のタイプももう13年経過して液晶画面が全く見えない。それでもソニー製の音質のよさでひっぱって来た。
 今回はカロッツェリアというメーカーである。聞くと若い頃トリオと称していた。トリオのステレオならまだある。もうレコードは過去の遺産だし、針は買えないし、テ-ンテーブルのゴムが働くかどうか。
 前回と同じものはソニーの撤退で不可。実は他のメーカーで売っているが60000円もする。今回は12000円。実に安い。近頃はPCに音楽CDをコピーしてそれをアイポッドマナとかUSBフラッシュメモリにコピーするという説明だった。それならレンタル店で借りてPCに入れても同じである。ものを大事に使うのはいいがその間に私自身は化石人間になっていたのだ。
 アイポッドをネットで調べるともはやシェア50%と世界標準になっていた。ソニーのウォークマンは接続できないがアイポッドは接続できる。自宅で、電車内で聴く携帯音楽のチューナーを車でイヤホンなしで聴けるのだから凄い。ソニーはTV,ビデオでも世界標準になり得なかった。独創的な製品はかえって普及を阻むのだろう。ただ個人的にはソニーの音質は好きである。世界標準の製品だから買うのではなく多分に感覚的な違いである。高くても良い物はいい。