ぶな清水を訪ねて-新人歓迎会2011年05月08日

 6時半過ぎ、10名が集い植田駅前を出発。新開通した名二環を大府JCTを経て四日市ICまで走る。快適な高速でした。
 朝明渓谷の朝明山荘で山の会の新人歓迎会となる。8時過ぎ、車を置いて各地から集まった18名の内14名がぶな清水へ向かう。昨年も行ったばかりであるが今日は久しぶりの新入会員を伴いながらのハイキングである。
 遠望すると青岳につながる稜線付近のアカヤシオが綺麗なピンクに彩られている。今日も山笑うの風情であるがもう立夏が過ぎた。今日は母の日であり、夏の季語に切り替わったばかりだ。
 車道から新しく整備された根の平峠の道を辿る。道々の樒の花、アセビの花、山ツツジの花が美しい。青葉にはまだ早く若葉の間をさわやかな風が吹き抜けてゆく。峠の手前を左折して緩やかになったぶな清水へのふみ跡を辿る。
 若葉の雑木林があくまでも美しい。沢沿いの道もよく踏まれている。若干の登りで湧き水のあるぶな清水に着いた。先ほどの無線を持った兄ちゃん風の男が先着していた。
 ここで一休みしたあとすぐに下山した。山荘に戻るとすでにあまごの塩焼きができていた。あまご飯、キャベツのサラダ、山菜のてんぷらなど次々出てくる。何といってもあまごの塩焼きがメインディシュになった。山岳会らしい手作りで野趣に溢れた催事に新人さんたちも感動された。後片付けしながら山荘の清掃も済まして解散となった。