汾陽寺山2011年05月07日

 汾陽寺山へは文字通り、お寺から登った記憶がある。今回は千本桜の公園のPから鉄塔巡視路をへて登った。地形図:岩佐の寺尾ヶ原千本桜の路線名の桜の活字辺りに中電巡視路の案内板が見つかる。登山口が見つかればもう後は登るだけ。
 非常に急な斜面をジグザグに高度を稼ぐと見る見る下界が遠のいて行く。周囲の山肌は新緑の装いにいろどられる。これが「山笑う」風情であろう。やがて枝尾根に入り、尚も急登を喘ぐ。すると寺尾から伸びる北東尾根に合流する。ここからコブをいくつか乗り越すと中電の鉄塔に着く。北への眺望が開けている。低いが立派な山容は相戸岳671mである。その背後には北山、舟伏山、岩岳などが大人しい山容で横たわる。大きな昆虫が飛び交い五月蝿いの退散する。
 山頂へはすぐの一登りだった。三角点の地中に埋まる部分が流されて露出していた。眺望は樹林帯の中でさえない。休み休み登っても約1時間の歩き。それでも下山中に2パーティに会った。
 下ってから根尾東谷川上流に向かった。尾並坂峠を越えて本巣市入り。大須ダムの看板であとは流れに沿う1本道である。昨年購入したあまごの味が忘れられなくて5/8の催事用に買出しに来たのだった。養魚場兼ワサビ畑でキロいくら、尾数でいくら、と勘定した。結局20名に2尾は食べさせたい、という話になり、40尾以上を購入した。
 それでは収まらず、周囲の山菜を許可を得て採らせてもらった。あとは昼食ということになる。折角だからと根尾能郷の源屋で定食を食べた。満腹で2625円也。岩魚の刺身が美味、あまごのフライ、塩焼き2尾、エゴマの味噌を乗せた焼きあまご、小鉢など盛り沢山でした。