山岳写真展「ローツェ夕照」に涙!2010年10月30日

 丸の内事務所へ行く前に名古屋市中区栄セントラルギャラリーで開催中に立ち寄る。当番のK君がなにやら準備中だった。久々の邂逅である。
 この写真展の作品の中の「ローツェ夕照」を鑑賞した山仲間がメールをよこして見ているうちに涙が出てきたと言った。それもそうだ。何しろ2006年冬季ににローツェ南壁を初完登した田辺治君がヒマラヤの雪の下に眠っているのだ。ガイドだった彼に連れて行ってもらった人は悲しみに堪えないだろうな。
 それにしても良くできた写真ばかりで見ごたえがあった。しかし中でもローツェの写真はそんな意味で労作、秀作、傑作といった評価を超えて孤高の山岳景観を欲しいままに写し出している。あのファインダーが無造作に捉えた南壁に田辺を知る人は感慨深いだろうと思う。

 事務所では昨日の入力チエックに終始した。入力金額、消費税の内、外、非課税、不課税、などのチエックも念入りに行う。
 賃貸の事務所の保証金はやはり開業費ではなく保証金勘定、エアコン取付け工事費は開業費ではなく設備勘定、家賃の消費税は内税ではなく外税、会費などは不課税、切手、はがき、住民票、戸籍謄本と手数料、ビール券は不課税と知り訂正した。消費税が発足してから元々煩雑な事務が一層煩雑になった。
 改めて財務諸表でチエックすると資産勘定に移動した分赤字幅が減った。繰延資産は将来の経費、固定資産は減価償却費として来年度は経費に計上できる。五時過ぎに切り上げる。