秋山吟詠2010年10月19日

秋深しあまたの人を山に見る

天高し峨峨たる巖の槍穂高

突き抜けて御岳の座す木曽は秋

華麗なる乗鞍岳や秋高し

白骨の湯煙と見ぬ秋の雲

動かざる秋雲の立つ岳の上

山脈を統べるや秋の駒ケ岳

恵那山も見えて嬉しき秋の山

芝枯れて松本盆地見下ろせり

秋寒し名山をなお飽かず見る

ナナカマド林彩る照り葉かな

山装う林道歩きとて愉し

黒木なる森のあちこちに見る黄葉

山葡萄落葉松の木を独占す

かれ菊の高く奥まで続くなり

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