名古屋商工会議所へ行く2010年10月08日

 日ごろは余り縁がない。役所でもない、任意団体でもないが経済界では何かと会頭の人選が話題になるくらい。何をしているのか分からない団体だった。行政書士の仕事で中小企業の経営支援をうたったがつかみどころのない話だった。
 昨日の事業承継でそれは打開された。実は溯っていくと経済産業省が上にあり、下部組織として中小企業庁がいるのであった。商工会議所は商工会議所法という法律で設立された地域経済振興の拠点として活動する認可法人としての位置づけである。
 私は商工会議所が主催する簿記検定2級をもっているので多少は縁があったことになる。
 東海地方の経済活動の情報拠点らしく役所印刷のパンフがたくさん置いてあったので目に付く限りもらった。ついでに会員の入会も問い合わせた。つまりここは経済の行政の枝葉を担う半官半民の機関なのだ。中小企業の経営支援なる言葉もここから発信されていると知った。 だから事業承継は士業がここでパンフをもらい関係先に周知することになる。手続きは税金のことを含むことであっても役所は中小企業庁だから行政書士が担い手になる。
 色々調べると今では国の認可法人となるが明治のころは商工業者の団体に過ぎなかった。それが発展した形である。名古屋銀行協会も一般人にはあまりなじみがないがやはり明治時代から手形交換所の機能を果たしながら発展してきた。社団法人である。