鎌倉は大雪!2008年02月03日

 2/2.2/3と久々に関東方面の鎌倉に出かけた。
 目的地は鎌倉アルプスのハイキングであった。この時期は太平洋側は晴れる確率が高い。小高い丘のような低山でも富士山を望む山旅が楽しめるのである。それに厳冬期であり、鎌倉も観光地としては閑散期であろうと高を括っていたが裏切られた。
 先ず、鎌倉は1年を通じて観光客が絶えないだろうと思う。それは道路の渋滞が証明する。由比ヶ浜などの海浜ではサーファーらが冬の海を楽しみ、ミズスマシみたいなウインドサーファーが遊ぶ。江ノ電が通ると車を止めてカメラマンらが待ち構えてシャッターを切る。名刹、古刹みな参詣客、観光客で裏道までもごった返す。駐車場は数が少ないし、満杯であった。
 結局1日目は大磯の浅間山1等三角点に触れただけであったが他にも浅間山のある湘南平で日本山岳会の創立メンバーであった岡野金次郎を知ったことは収穫であった。鎌倉アルプスの登山口は探るだけで終った。後で円覚寺に行った。目的は小津安二郎の「無」とだけ彫られた墓地を見学することでした。円覚寺は格式のある古刹であった。夏目漱石の小説にも出てくる。
 その後は宿のある大船へ行く。宿は閑静なところであった。素泊まりなので外食した。結構お店はある。TVのニュースで盛んに低気圧の発達で雪が降ると放送されている。
 2/3は未明から深々と降る雪に驚いた。天気予報がずばり当った。それも10cmも降る大雪である。鎌倉アルプスハイキングを諦めざるを得なかった。早速相談して観光に切り替える。
 マイカーは大船の駅前に駐車。モノレールで江ノ島駅に向った。これが300円と安い。軌道が上にあるために軽い感じでスイスイ移動する。ゴーっと響くような音をたてて走る電車とは違う。江ノ電に乗り換えて長谷駅まで乗る。駅で降りると徒歩で大仏に向う。雪で震えるでもなく鎮座していた。中学校の修学旅行以来か。係りの人たちは挙って雪掻きしていた。その後徒歩で鎌倉文学館に行く。鎌倉随一の洋館という。雪で特に趣が深い。
 バスで鎌倉駅へ行く。すぐにJRに乗り換えて大船へ。マイカーに戻った。それが1600円。昼食を食べる。マイカーに乗ってR134をひた走る。R1の小田原を過ぎていよいよ箱根越えである。どうせ高速道路は渋滞か通行止めなどで不自由だ。いっそ沼津まで行く。峠まで登るにつれて雪が増えた。立ち往生する車も多々見られた。思いがけない大雪である。
 沼津へ行くとICから高速道路に入った。