サイクル出勤2020年04月09日

 午後遅く、自転車で11kmある丸の内の事務所へ行く。往きは明るいが帰路は夜になりヘッドライトを点灯して走行した。先日購入した充電式のライトで初走行を試みた。結果は良好であった。光量はしっかりあるし前方まで照射する。街中なのでゴーストップが多く真価は発揮できないが使える商品である。但し、前かごのフレームを通過するので陰になることが難点である。そこで前かごに直接取り付けることにする。ホームセンターでヘッドライトのブラケット取り付けのハンドルの直径と同じ木の丸棒を購入して前かごに固定し、ブラケットを取りつければ今のランプが使える。

咳一つしてはなるまじ虚子忌かな 拙作2020年04月08日

 自宅で自粛は辛いものがある。読書くらいしかすることがない。それかインターネットで遊ぶか。やはり体を動かすに限る。その前に仕入れた自転車のヘッドライトを取り付けた。充電式で結構光量があるし、外せばスマホのバッテリーにもなる優れものである。これで夜になってもポタリングに行ける。
 銀行で通帳記入する。入出金が記帳された。出金オーバーで手許金がどんどん減ってゆくので心配になる。仕事を取りたいがさりとて向こうからはやってこない。
 郵便局で用事を済ませて行き付けの喫茶店に行くが今日は休業だった。まさかコロナで廃業ではあるまいな。ともう一店行くが閉店時刻が近いのでスルー。あまり行きたくはないが大手のチエーン店に行く。パラパラと客入りはある。ここでコーヒーとケーキで時間をつぶす。新聞は豊富だが、雑誌が古い。気分転換にはなった。うっかり咳が出てしまった。マスクなしはエチケットに反するな。ヤバい。
 近場のポタリングに行こう。

湖北の東山595mを歩く2020年04月04日

 琵琶湖の地図を眺めると、北部に二つの半島が突き出ている。右は葛籠尾崎、左は海津大崎という。東山を境に東西は高島市と長浜市にまたがる。400m~500m級の南北に長い稜線は敦賀市との境まで伸びて、野坂山地につながっている。敦賀市は若狭国、長浜市と高島市は近江国でその国境は江若国境になり、日本中央分水嶺になる。
 
 今日歩いたのは江若国境から東山に伸びた稜線の一部である。

 実はビワイチのコース研究をしていて、偶然に知った山だった。ビワイチのルートは基本的に湖岸に沿って走るが湖北の一部は湖岸から離れる。まず高月町では片山トンネルを抜けて田園地帯に入る。賤ケ岳から南下する稜線を迂回するように、余呉川沿いに北上し、R8を横断して、賤ケ岳隧道の旧道を走る。つまり国道8号の賤ケ岳隧道は回避しながらまた合流する。藤ヶ崎トンネルの手前で藤ヶ崎の半島の湖岸道路を走る。塩津浜の街を北上し、R8を横断して、岩熊へ農道を西進、R303に合流して、岩熊第二トンネルを通過、しばらくはR303to並行する。大浦に来たところで又南下する。再び湖岸に接したところから海津大崎を経て海津マキノ町まで走り、そこからはほぼ湖岸から離れることはない。
 つまり葛籠尾崎の半島はカットされるわけである。そこは湖岸道路も半分しかなく、菅浦からは山の上に登り、18.8kmの奥琵琶湖パークウェイになる。菅浦しか出発できない一方通行であるが自転車も通行は可能。しかし、ビワイチの流れに逆らうのでバリエーションルートになる。これでビワイチのコースの概念は得られたので後は実施するのみだ。

 さて、ハイキングの方は、名古屋を6時に出発するつもりが就寝が遅かったせいで、8時過ぎの出発になった。いつもなら関ケ原ICで米原経由をショートカットするがフルに使って、永原駅には9時40分に到着。準備して10時丁度に出発した。湖西線の下をくぐって、黒山集落に向かう。中ほどから西へ振って、万路越を目指す。田園地帯と山際には獣除けの柵があり、カギを外して入る。そこからはずっと林道か作業道のような良い道が続く。終点からは古い峠道の道型が残っていた。良い雰囲気で歩ける。明るくなってようやく峠に着いた。地蔵が祀ってある。
 トレースは道標のない稜線であるが、北から来る作業道に入ってみた。地形図の実線である。終点から三つ目のコブにかすかな踏み跡があり、辿ると赤テープでマーキングがあり、稜線に乗ったことを示す。一つ目のコブを越えて、峯山へ着いた。ここで12時になった。永原駅から2時間ジャスト。それにしても倒木だらけの稜線である。
 峯山を後にして二つ目のコブで3人パーティに会った。まさか人に会うとは思わなかった。彼らの話では平成29年の風倒木らしい。道標代わりの赤テープの木も倒れているから厄介だ。東山から40分かかったという。彼らと別れて下ると、今までの杉の植林帯から落葉広葉樹の林になった。最低鞍部から等高線の緩い、明るい森の中に春の日差しを浴びながら登り返すと反射板の建つ566mに着いた。ここは竹生島の展望台の名前があった。
 566mからコブ一つアップダウンすると東山に登頂。2時30分だった。ここから483mまでは等高線の緩やかな森の中を赤テープを探しながら下る。483mからは尾根が急峻になり、蟹の立て這いのように靴のエッジを利かせながら下る。尾根の分岐では、ダイレクトに南下しそうになるが、赤テープがしっかりつけられていてロスもなくルートを辿れた。ここまで下ると下界から音楽が聞こえてきた。忠実に尾根のテープを辿ってポンと遊歩道に出た。大崎寺に通じる遊歩道で岬の展望台があるが倒壊中で立入禁止だった。寺の横から歩道を下るとソメイヨシノ600本の桜並木に着いた。車は片側通行に規制中だった。
 サイクリスト用の青い線内が歩道代わりになっていたのでテクテク歩きが始まった。桜は満開で素晴らしい。どこにでもあるとはいえ、素直に美しい桜並木である。歩きながらの花見になった。マキノ駅までは4km。R161に出て、マキノ駅へ。4時30分になった。一応ここで終わった。電車は16:51に乗車、先ほど歩いた峯山の直下のトンネルをくぐると永原駅までは5分。16:56に着いた。移動、休憩も含めておよそ7時間弱のハイキングになった。
 帰路は奥びわスポーツ公園などをチエックしながら湖岸道路を南下してみた。湖面はさざ波が美しい。桜並木もある。中々に良いロケーションの道だ。ビワイチをやろう。

自転車用ヘッドライトが届く2020年03月26日

 昨夜のうちに注文した自転車用ヘッドライトが夕方届いた。購買動機は筐体が単なるリチューム電池だけでなく、スマホ用モバイルバッテリーの機能も持たせてあることだ。ケーブルがいるが、事務所で普段は遊んでいるものを使うことにする。スマホ+モバイルバッテリー+ケーブルを持ち歩けばスマホの電池切れの心配は要らなさそうである。
 サイクリングの途中で連絡手段があるのは心強い。登山でも最近はスマホが救助要請の手段になっている。従来は山では電池切れが心配だったがこれで、少し持ち重りがするが大丈夫だ。共通の趣味に使えるのもコストパフォーマンスに優れる。
 アマゾンでも約300件の評価で☆5つがほとんどで、☆2つ以下は走行中に段差があるとライトが外れて飛んでしまうというものが3件あった。また早く壊れたというのも2件あった。光量があり、生活防水にも配慮されていることが高評価になっている。電池式と併用で使ってみるか。

ビワイチの夢2020年03月25日

 フェイスブックで、徒歩でビワイチを達成した登山愛好家がいた。多くのいいねをもらった。私も本来の意味である自転車で琵琶湖を一周する計画を持って居たがにわかに後押しされた気がする。それで持って居る自転車でヘッドライトが貧弱なので早速強力なライトをアマゾンに注文した。取り付ければいつでも行ける。

https://www.biwako1.jp/
 滋賀県、自治体、支援団体の愛好家は輪の国びわ湖推進協議会まで組織して力を入れている。
「びわ湖一周サイクリングをきっかけに、気軽に自転車に親しむ人を増やし、健康的で環境に調和した社会をつくるために、市民の有志を中心にNPOや事業者、行政団体などが集まり、2009年10月に設立した民間の団体です。

 私たちの目指すものは、「移動するときの手段として、自転車と公共交通機関を誰もが優先的に選ぶようになることで、将来に渡ってみんなが幸せに暮らせる社会」。このビジョンの実現に向けて、「びわ湖一周サイクリング認定証」を発行するとともに、メンバーが手分けし自転車で実際に調査してお薦めのコースなどを紹介する「びわ湖一周自転車BOOK」の作成や、びわ湖一周ウェブサイトの運営、セミナーやサイクルツーリズムシンポジウムの開催などの情報発信を基軸に、「自転車は車道左側通行」の啓発活動や、安全で快適な走行環境づくりについて関係団体への提案活動を行っています。まずはびわ湖をめぐってみることで、自転車生活の素晴らしさを体験し、理解する人が増え、滋賀がヘルシーかつエコロジカルな「輪の国」になることを願っています。」

 出発地点は長浜市の奥琵琶スポーツの森のP。ここは琵琶湖沿岸に位置するので便利が良い。名古屋から早朝発で行き、朝7時に出発すれば約150kmを約10時間で走破するプラン。午後7時にはPに戻る。するとどうしても夕方の走行になるので長時間点灯可能なランプは必須である。パンク修理はあるに越したことはないが、無しで行き、パンクしたら電車を乗り継いで長浜市のPに来れる。
 これから、(今までも)1日1日と日永になってゆく。滋賀県の日の出、日没をチエックすると

4/1  5:44    18:12

4/15 5:25    18:29

4/30 5:07    18:41

になる。4/1に出発を5時30分にすれば、日没は18:12なので、約50分ほどヘッドライトを利用することになる。リチウム電池のバッテリー性能の耐久時間は約2時間なので何とか使える。4/30なら夜明けと同時に悠々と走れる。ライトも短時間で済む。途中で一泊できれば優雅なサイクリングにはなる。実施するまでは楽しい夢を温める。
 これまでのロングコースは10代後半に伊勢湾を半周した思い出がある。夕方自宅を出て夜の国一、国道259号を走り、伊良湖崎の先端で蚊に刺されながら着の身着のままでビバーク。翌朝伊勢鳥羽に渡航して無事津市西奥の自宅に着いた。自宅から会社へはサイクリングに向かないので宅配便で輸送してもらった。

スズキのクロスビーを見る2020年02月04日

 今朝から少し先の飲食店へ自転車で行ってみた。寒さはもとより例年よりは和らいではいるが何せ冬である。スキーも一度も行けず、体が寒さ慣れしていない。それで少しづつ寒さ慣れである。太り気味の体も絞るために清滝山も足慣らしといったところである。
 ポタリングは風を切って走るのでやはり寒い。ちょっと寄り道しながら道草をしながら周辺を走った。寄ったのは愛知県警天白署の近くにあるスズキのお店である。目当てはクロスビー。実車が展示してあったからだ。1000ccの小型SUVである。2018年のデビュー当時から注目していた。2018年度は3万台、2019年度は24000台を売った。月販平均2000台と少しダウンしたがニッチな市場としては健闘している。これに目を付けたのがトヨタ+ダイハツのライズとロッキーコンビである。クロスビーの堅調な売れ方を見て追いかけ始めた気がする。
 セールス氏が来たので、運転席の奥行を測ってもらったりしたら48センチだった。この数値は長距離ドライブでの疲労軽減に配慮している。後のサスはトーションバーらしいが耐久性はどうか、というと改善されているらしい。
 最後はトヨタ+ダイハツのライズとロッキーのCVTと6ATとの比較を問うとメンテナンス性でATに軍配が上がるという。故障があれば部品交換可能。CVTは丸ごと交換というから消耗品の感じがする。日産のエルグランド3500CCもCVTだが故障すると50万円も出して交換という。パックされた変速機だからまだまだ未完成の技術といえる。高速走行や山岳路など負荷のかかる使い方をする車には不向きであろう。
 私のキャララバン3000CCディーゼルは消耗品以外はノントラブルで24万km走ってきた。4速ATだが何ら違和感はない。トルクが大きなエンジンは多段変速でなくても使いやすい。
 クロスビーかライズ乃至ロッキーかと言えば、クロスビーである。フロントガラスも傾斜が強くなく、車両感覚をつかみやすい。ライズはスポーツカー並みに傾斜が強く恰好は良いが車両感覚がつかみにくい。実用性に欠ける。ライズは5ナンバーサイズとはいえ、モニター無ではバックでの車庫入れも困難だろう。
 本格的5ナンバーで両車が競えば、軽かなんちゃって3ナンバーを仕方なく選択したユーザーが戻ってくるだろう。最新のクルマ事情を入手して自宅に戻った。

会員の退会さはに木の葉髪 拙作2019年11月14日

 今朝は傘を持って居る人が居たので外を見ると時雨模様だった。それでも雨合羽を着ていたので少雨なら大丈夫とポタリングに出た。いつもの喫茶店でモーニング。山岳会の忘年山行の段取り、公正証書遺言の段取りなどのメールの返信などを処理して丸の内事務所へ。今週は認知症関連の記事が多い週刊誌を3冊購入。事務所ではストーブに点火して暖房。エアコンより暖かい。
 さて掲載の句は年末になって山岳会のベテラン会員の退会の届け出が続いた。みな会歴が長く、退会すれば寂しいことになる。しかしさいわいにもネット経由で延べ8人の入会者があった。縁故入会、一般紙面からの入会者は絶えて久しいので退会者が続くのは辛い。11月になって髪の毛も心なしか抜け毛が増えた。退会が原因というわけではない。生きるもの全てが生気を失ってゆく11月である。髪の毛が抜けるように寂しいのである。そういえば、髪という字は長い友と書く。抜け始めてわかる、髪は長~い友達なのである。そんなCMがあったなあ。

西区の黒龍神社へ2019年10月20日

天井画
 10月19日付の中日新聞朝刊の市民版に掲載。黒龍神社の天井画を描かれた乃村豊和氏は愛知大OBでロサンゼルス在住の洋画家です。天井画は松坂屋の個展に行った際にみましたが実際に収まった形で見てみたい。
 今日はほんとは戸隠山の登山の予定でした。天候不順と甚大な長野盆地の被災地に配慮して中止に。
 それでマイカーに自転車を積んで丸の内にP。自転車に乗り換えて東区の二葉館へポタリングし、ステンドグラスの展示会を見学。次は西区の黒龍神社へポタリングした。神社は庄内川の左岸の堤防の上に建っていました。乃村画伯の銘が入った天井画を仰いで拝見してきました。その後は名古屋駅周辺を回ってマイカーへ戻る。

運転免許証更新2019年09月24日

 今朝からさわやかな気候になった。しかし午後からは悪化するという。秋の天気は変わりやすい。雑用を済ませた後、平針試験場へ自転車で行く。現在は駐車場をつぶして新築中でマイカーは使えないからだ。運動するとまだ少しは暑く汗も出るが風がすーっと通って乾くので涼しい。
 平針試験場へは海抜15mから60mの大根池付近を通るまでは結構な坂道になる。R302を横切るとアップダウンが多くなり、平針駅からの市道に出会う。するとまた急坂をこいで登らされるとやっと目的地に着く。一汗かいた。 
 更新手続きは流れに乗るように進んだ。視力検査を済ますと写真撮影に進み、そこで配布になった。青いラインの入った免許証をもらった。次は2024年になる。今回は講習会はない。
 今気づいたのは中型の文字が入ったこと。(8トン未満)10人までなら乗せることができる。

       8t限定中型免許(旧普通免許)について

 平成19年6月2日に中型第一種免許・中型第二種免許・中型仮免許が新設されました。
 中型免許新設後は、平成19年6月1日以前に取得した旧普通第一種免許(AT限定免許を含む)は8t限定中型第一種免許(AT限定免許を含む)とみなされ、旧普通第二種免許(AT限定免許を含む)は8t限定中型第二種免許(AT限定免許を含む)とみなされることになりました。

       運転できる自動車の範囲

 8t限定中型第一種免許(AT限定免許を含む)・8t限定中型第二種免許(AT限定免許を含む)で運転できる自動車の範囲は、既得権が保護されるため、中型免許新設前と同じで次の通りです。
車両総重量が8トン未満で、最大積載量が5トン未満の貨物車
車両総重量が8トン未満で、乗車定員が10人以下の乗用車

 交通法規の改正があったわけだ。
 手続きは約30分ほどで済んだ。待ち時間に読むつもりで持参した新聞雑誌は無駄になった。帰路はポツリと雨が来た。予報通りに悪くなってきた。自宅まではほとんど下り一方のダウンヒルを楽しむ。

原稿書き2019年06月04日

 朝早くゴミ出しの後、ポタリングでモーニングに行く。軽い運動でもしないよりは良い。終わって出たら救急車が3台、パトカー1台、もう1台変わった車が縦列駐車して、交通事故に対応していた。この頃は事故が頻繁に起きる。見物はして居れないが死傷するような重大事故ではなさそう。

 昨日もプリウスの事故があった。アクセルとブレーキの踏み間違いという。それにしては多発傾向にある。ネットではついに「プリウスミサイル」というありがたくないニックネームが付いた。
 トヨタに遠慮していつもはしつこいメディアも騒がず、叩かずの様子見姿勢である。他の車メーカーはめちゃくちゃ叩くのにこの差は何だろう。現代の車は電子技術のかたまりだから手に負えないのだろうか。
 かつてはラルフネーダーのようなユーザーの立場に立った弁護士が現れて活躍し、アメリカの欠陥車を暴いた。GMではリコール車と言い換えていたが。日本でも登場して欲しい。
 トヨタには前科がある。ハイラックスサーフという人気車のパワーをアップしたが、機能部品はそのままだったために、ハンドルにつながるステアリングが強く回すと(据え切りすると)折損する事件があった。熊本地検に告発されていた。しかし、トヨタは中間の技術者を処分しただけで幕引きしている。
 当時の豊田章男氏は専務か常務の地位だったが「車会社として恥ずかしい」というコメントを残した。正直な経営者だと思う。今は社長になったのだから、トヨタの名前が付いた車が殺傷事故を多発していることに心を痛めているだろう。上級役員の反発や技術者のプライドを抑えてリコールする対応を取るべきだ。

 朝から原稿書きに終始する。俳句の方は採用する句が決まったのですぐにかかる。なんと行ってきたばかりの青森のりんごの花と津軽富士の組み合わせの句。もう一件は新聞連載の山の話になる。オリジナリティのある話にするには地形図を眺め、記憶をたどって、なるだけ引用を避けることになる。